シングルマザー的節約生活術-年収110万から始める貧乏脱出大作戦-

「シングルマザーの貧困は自己責任」と言うやつは福祉政策を誤解している。

シングルマザーのさなです。「シングルマザーは自己責任」。そうですよ。自分で離婚を選択したのですから、自分がシングルマザーであるのは、自己責任以外なにものでもないです。自分で離婚の判を押したんですから。

だから、母親なのに父親の役目を担うことに、不満があるシンママはいないと思います。一方で、金銭的な問題を抱えるシングルマザーに厳しい自己責任論を向けられるのは、違うんじゃないかなと。

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自己責任論を持ち出し、困っている人を助けないというのは、正当化されるのか?

わたし自身が当事者なので説得力が弱いかもしれませんが、目の前に困っている人がいるのに、スルーするというのは、人としてどうなの?って思います。

また、わたしの個人的なポリシーを置いておくとしても、母子家庭に現金支給などがあるのは、社会福祉の理念によるものです。社会通念としての福祉とは、困る事態になった背景を取っ払って、今目の前で困っている人を助けるということです。

なので、福祉理念に不満を持つなら憲法改正です。

日本国憲法第25条
1 すべて国民は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は,すべての生活部面について,社会福祉,社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない

情緒的な問題で母子家庭や父子家庭に現金支給があるんじゃないんですね。

国家理念として憲法に組み込まれているんです。だから、そういう福祉理念を一切持ち込んでほしくないのであれば、憲法改正です。

福祉理念のお世話になっていない人は、日本中を探してもいない

じゃぁ、憲法改正によって、福祉理念を廃止して困っている人を助けないという選択をした場合どうなるかというと、自己責任論者自身の首をもしめることになります。

なぜなら、福祉理念にお世話にならない人は日本国中でいないからです。

たとえば、日本には、社会保障制度として年金制度、健康保険制度、失業保険、介護保険、生活保護もあります。

そういうのは、全て「困った人を助ける」という憲法25条の福祉の理念に支えらた制度なんです。

そして、捉え方によっては、年取って無収入になることも、失業も、病気も、全て自己責任で切り捨てることができます。

たとえば、年金。資産を一代で築いた人からみたら、「働いているうちに老後資金くらい用意しておけよ。」となるんじゃないでしょうか?
失業なら、仕事ができる人にとっては「仕事ができるように、もっと努力しろよ。」となるでしょう。
医療保険も、健康な人からみたら「不摂生しているからじゃないの?自己管理しろよ。」

自己責任を掲げられ年金制度、失業保険、国民皆保険を廃止されて困らない人はいない

実際には、年金受給者、失業保険受給者、病気の人それぞれ自分なりの事情があります。好き好んで困っている人はいません。また、年金制度、国民健康保険といった福祉制度を一度も利用せずに、死ぬ人はいないはずです。

自分自身も社会福祉理念の庇護にいるのに、それを無視してシングルマザーが困っているのは自己責任というのは、ムリがあると思うんですよ。

さらに、貧困というものは、制度上の問題でもあります。

派遣社員の扱いや、社会保険未加入でOKの基準や最低賃金をどうするかなどは、法律によってコントロールできるからです。

自分自身も福祉の庇護にあるにもかかわらず、部外者のような考えを持ち、個人でどうにもならないことを責めるのは、危険だとわたしは思います。

【以下追記】

問題は、中間層の税負担が多いということでは?

コメントを頂いたことをきっかけに、この自己責任論と福祉制度の関わりについて深堀しました。
わたし自身は自営業なので、収入は前年比増を目指し達成しているため増税の実感が無かったのですが、給料が定額のサラリーマンは手取りが年々減っていることから、サラリーマンの中間層以上の人こそ増税を実感しているの現状です。

そして、増税であれば増税された分、何らかの公共サービスが受けられたり、その質が良くならなければ納得できないと思うんです。でも、増税分公共サービスが充実した感じはないですよね。

なぜかとういと、税金を負担している人と、恩恵を受けている人がかすりもしないからです。

具体的には社会保障分の増税は、今受給している人に支払わてますし、

消費税の増税分のほとんどは赤字国債の穴埋めで、一部の消費税分は待機児童の解消に使われていますが、そもそも地方は待機児童の問題はさほど深刻ではないので、改善もさほど実感がありません。

また、恩恵を受けるはずの都市部でもまだまだ待機児童は解消に時間がかかりそうですから、税金を払った甲斐があるとは言えないんじゃないかな。

なので、児童扶養手当や生活保護受給者に対して自己責任だから放っておけという感情になってしまうことも当たり前だなぁ、と思います。

そもそも、今の税制度は高度経済成長期に作られた制度ですから、働き手が減少している時代にそぐわないと思うんです。

じゃぁ、どうやって税負担の不公平感をなくすのか?

分からん!!

正直、専門知識もないですからねぇ。でも、何もしなくていいとは思えません。そんな風に思考停止している場合じゃないと思うんです。

わたし達にできることは、社会を分断させることではなく分からないなりに考えることではないでしょうか?

【関連記事】母子家庭が貧困なのは社会制度のせい。母子家庭は怠け者なのか?

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Comments & Trackbacks

  • コメント ( 4 )
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  1. 「社会福祉理念の庇護にいる」
    これは強制加入のため、そもそも庇護されたいかどうかの選択がないことが前提であり、中央値以上の所得層は庇護でない方が得なことは理解していますよね。
    自己責任論者自身の首をしめるとありますが、年金、健康保険等々、加入が選択制なら支払いに対して損(リスクも含め)をしている自分は必ず抜け、民間の金融商品のみで対応する。廃止されて困らない人は沢山いますよ。アメリカが良い例でしょ。
    そもそも金銭的な問題を抱えるといっても、それが離婚で陥ったあのであれば当然自己責任で、困ってると言われても何の同情の余地もありません。
    税金を使うのではなく、あなたのような穿った正義を持ってる人だけでお金を出し合えばいいのでは。

    • もしあなたが男性であったら、あなた自身生まれた時から
      恵まれているという自覚はありますか?

      住んでいる地域で凄まじい経済格差があることはご存知ですか?

      ご自身は今後、社会保障のお世話になることはないという状況のようですが、その状況に運の要素はないのでしょうか?

      成功するには、才能と努力と運が必要で、努力と才能があれば
      運もついてきてほしいと思いますが、何しろ
      運です。

      社会保障の考えは、困った理由(バックグラウンド)を見ないという理念で憲法で
      そう言う理念を取っているので、それが不満であれば
      そのように改憲する政党を支持するといいですよ。

      >そもそも金銭的な問題を抱えるといっても、それが離婚で陥ったあのであれば
      >当然自己責任

      これに関しては別の記事でもかきましたが、
      離婚が原因で貧困というよりも、本質は男女差別で貧困なんですよね。

      たとえば、女性を低賃金で使うことで、男性の給料が保障されています。

      離婚後の女性の貧困に対して、自己責任を唱えたいのであれば、せめて機会均等や産後の女性の扱いが男女で均等になる必要があると思いますが、

      是正されて、有能な女性上司に拒否反応を示さずに
      アイデンティティを保てる男性は少数なんじゃないでしょうか?

      日本の大半の会社は中小企業で、結構社長の思想は昭和ですよ~。しかも、経済が縮小中です。

      移民がこない限り男女共同参画社会の実現は難しいという社会学者の分析もどこかで
      読みました。

      アメリカの医療保険については、
      私も直に聞いたわけではありませんが、何冊か医療保険に関してのルポを読みましたが、崩壊してますよね。

      アメリカの医療保険において困っていないという人は、
      ご存知だとは思いますが、
      アメリカの富の大半を所有している
      トランプ大統領みたいな、上位10%の人々です。

      本によっては困っていないのは上位1%なんて言われています。

      >央値以上の所得層は庇護でない方が得なことは理解していますよね。

      中央値以上の所得層ではなく、もっと上位層だと思いますよ。
      今の中央値は年収450万円くらいです。

      450万円では、例えばですが、がんになってしまったら、
      保険がなければ、治療費で吹っ飛びます。

      そのための保険となるのですが、
      民間の方が保険料は高くなりますし、病歴によっては

      入れず、非常に厳しいものになります。

      そうそう、今は分かりませんが、私が出産した時は、帝王切開をした女性は
      医療保険はいれませんでした。

      そう言うことも起こります。

      庇護でない方がいいという人は
      終身雇用が絶対に崩壊しない立場の人か
      自分でビジネスをしていてるような人だと思います。

      中央値では厳しいでしょう。

      私は上位10%の人々ではないのですが、
      あなたは日本の富の
      半分を所有する層になりえるような
      10%の人びとなんですね。羨ましいです。

  2. 確かに運がゼロではないでしょう。ただ、
    >成功するには、才能と努力と運が必要で、努力と才能があれば運もついてきてほしいと思いますが、何しろ運です
    社会保障のお世話にならないために、成功なんて特別なことは必要ないし、「何しろ運」という考え方は人を怠惰にするだけだと思います。元巨人の王さんの名言で、「報われない努力があるなら、それはまだ努力と呼べない」は有名ですよね。
    憲法25条の改正は支持してますが、同時に難しいことも認識しています。どんなお金持ちも生活保護者も一票は一票ですからね。

    >男女差別で貧困、機会均等や産後の女性の扱い
    私は男ですが、前の職場も現職場でも機会均等ですし、高校・大学の異性の友人も給与面や福利厚生制度の平等、産後の復帰で働いてます。妻もそうです。確かに、中小零細は記載のようなところもあると想像しますが。
    反対に、同賃金で権利ばかり主張し楽をしている逆差別も世の中にかなり蔓延っていますよ。一概に女性が被害者というには単なるフェミニズムでしかありません。

    納税に躊躇いはないですが、どうしてもこのような歳出に納得がいかないためコメントしました。

    • 再度のコメントありがとうございました。

      >社会保障のお世話にならないために、成功なんて特別なことは必要ない

      うん?

      この「社会保障」の中に医療保険制度は
      含まれないのですか?

      ご自身やご自身の家族の一生涯の医療費全額をカバーできる収入って
      私はどのくらいか検討がつかないのですが、
      できるものなんでしょうか?

      私のことで恐縮ですが、私の子ども達は二人とも産後の異常で
      2週間ほど入院していました。
      医療費に一人40万円かかりました。
      出産費用も合わせれば、ひとり100万以上はかかります。

      いや、「社会保障のお世話にならないために、成功なんて特別なことは必要ない」
      の「社会保障」の中に医療費は含まないと言うのは
      恣意的だと思いますよ。

      私がこの投稿で言いたかったことは、

      困っている人を助けるかどうかジャッジする時に、
      バックグラウンドを見ないという社会保障の理念に、
      日本国中の人がお世話になっているということです。

      だから、簡単に「自己責任」といってしまうと
      それはブーメランになって
      自分に返ってくるよ
      ってことなんです。

      >「何しろ運」という考え方は人を怠惰にするだけだと思います。
      元巨人の王さんの名言で、「報われない努力があるなら、それはまだ努力と呼べない」は有名ですよね。

      私は「運と努力」に関しての考え方の話をしているのではなくて、
      「運」というそのものについて説明しているだけなんですよ。

      「運」とういものがあるから、「運」という言葉が生まれ、
      「運」に左右されるような人生を送らないために努力
      するのは私は人として当然だと思いますが、

      そう言えるのも、頑張れる環境や
      努力ができる考え方を持っているからだと思っています。

      そんな環境や考え方を持てたのも
      親や友人がまともだったからで、
      それに関して、私の努力ではないと思うんです。

      子供は親を選べませんし。

      貧困を扱う社会学者の本やルポを10冊程度
      乱読して特に自分は恵まれている=「運が良かった」
      と思いました。

      >私は男ですが、前の職場も現職場でも機会均等ですし、
      高校・大学の異性の友人も給与面や福利厚生制度の平等、
      産後の復帰で働いてます。妻もそうです。
      確かに、中小零細は記載のようなところもあると想像しますが。

      ですよね。

      自分の周りは自分と似た階層の人達しかいないのがフツーですから、
      逆に奥様やご友人に生活が苦しい人がいる方が不自然です。

      日本の大半の人は中小企業に勤めています。

      >一概に女性が被害者というには単なるフェミニズムでしかありません

      読解力が無く
      何をおっしゃいたいのか理解できませんでした・・・。

      >同賃金で権利ばかり主張し楽をしている逆差別も世の中にかなり蔓延っていますよ。

      あいにく、自営業者ですし、
      会社員時代にもそういう人達に遭遇したことがないですし、

      女性差別の問題とどう絡むのか分かりませんでした。

      また、私は女性が生まれながらの
      被害者といいたいのではなく
      女性が割を食うように社会が
      デザインされているといいたいのです。

      税制度を調べれば分かりますが、
      たとえば、人手不足になる前の社会では、

      配偶者控除が130万円まで非課税という税制度を
      導入することは、
      人件費抑制
      の手段でした。

      女性が多く就いているサービス業の時給を
      低く抑えることができるからです。

      そうやって、女性(男性)の生き方は
      法律でデザインできるんですよね。

      >納税に躊躇いはないですが、どうしてもこのような歳出に納得がいかないためコメントしました。

      問題は、社会保障を受けるのに、
      バックグラウンドを見ないというのではなく
      (見たらブーメランになるし、基準を設けることは実際不可能)

      中間層の負担が多すぎることだと思いますよ。

      でも、今でさえ、

      食えない母子家庭のママや、学歴が付かなかったその子どもが
      オレオレ詐欺のメンバーや風俗嬢になったりして
      地下経済の構成員となり、税金払わない人がいます。

      たしか、竹中平蔵さんが著書で地下経済が全部表になって
      課税できたら、消費増税は不要といって
      いたと思います。消費税自体不要だったかも。

      なので、母子家庭はかわいそうだから保護しろ
      といのではなく、
      実際問題として、母子家庭(父子家庭)の貧困は
      「自己責任」だからと言って貧困を放っておくと、
      税収が増えないという
      問題がさらに深刻になるという見立てもあるはずです。

      決して表には出せない理由でしょうけど。

      (風俗嬢はシンママ率や、
      低学歴率が高いという調査もあります。

      詳しくはこちら 風俗嬢の実態教えます。

      また、母子家庭(父子)に限っていえば
      手当の額が満額でも4万円位で、二人になると合計でも5万円位(月)です。
      満額もらえるのは年収100万円代です。

      だから、ワザと働かないで手当貰ってる人はいないんじゃないでしょうか。
      生活できませんから。

      手当があっても、全然貧乏です。

      離婚するということは、結婚が地獄だからなんですが、

      扶養手当を貰っている状況で、
      子供をまともに育てようとしたら
      離婚後も地獄です。

      手当を貰っているシンママは、貧乏地獄をしているから
      溜飲を下げろと言いたいわけじゃないんですが・・・。

      考えることを放棄するというわけではないのですが、
      頭のいい人が、いい感じに社会をデザインしてほしいと思います。

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