シングルマザーで保育士を目指すのは損か得か。保育士の現実

シンママブログ管理人さなです。

シングルマザーで何か資格を取りたいということで、候補となりやすいのが保育士資格です。
わたしには保育士の友達がいるので、保育士の現実に関してお話を聞いてきたのでシェア。

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保育士の年収は、平均300万円程度

仕事には、やりがいを求める人もいるかと思いますが、わたしは、シングルマザーなら現実を踏まえて職種(仕事)選択をした方がいいと思っています。

ぶっちゃけていえば、カネを稼げるか稼げないかが重要。なので、保育士の年収は知っとくべきです。

保育士 賃金統計(抽出調査。一定数を抜き取ってする調査方法。)

  • 平均年収:317万円
  • 平均月収:22万円
  • 平均時給:1,256円
  • 年間ボーナス等:57万円
  • 平均年齢:34.8歳
  • 平均勤続年数:7.6年
  • 復元労働者数:225,420人
  • 総労働時間:172時間/月
  • 男性平均年収:351万円
  • 女性平均年収:314万円
  • 男性割合:6.6%
  • 女性割合:93.4%

参考サイト 年収ラボ 保育士の年収 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より

保育士の中には、平均である年収317万円より低い人も、高い人もいるかと思います。

その理由は、やはり地方よりも都市部の方が年収が高いといった物価の違いや、会社の従業員しか利用できない社内保育園に勤務している正社員保育士や、公立の保育所に勤める保育士、派遣保育士など、雇用形態によって賃金が違うからです。

給料について手取りをツイートしている人がいました。

恥を承知で言いますが、保育士35年やり、今の民間保育園に勤めて25 年。主任やってます。 給料手取りで(残業代少ない時、年金.介護保険.住民税等もろもろ引かれ)(主任手当3万円つき)18万円代。 この金額、安すぎるでしょ‼と思う人、リツィートを❕

(残念ながら今このツイートは削除されてます)

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【関連記事】保育士で高待遇で就職・転職するコツは1つ

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保育士は不足しているのではなく、辞めた人が多い

保育士が不足しているという話も聞きますが、実際は保育士資格を持っていながら、保育士を辞めた人がたくさんいるんです。

実際、わたしの保育士の友人が言うには、保育士養成学校を共に卒業した仲良し7人のうち、結婚後も保育士として残っているのは、公立の保育所に勤める(地方公務員)わたしの友人と、認可の民間保育所に勤める子だけ、つまり現役保育士は2人だけ。

他の5人は、保育士資格を持ちながら、全然違う仕事をしてるんです。

保育士資格を取ったのに、辞めてしまう人が多い理由は、

  • 重労働
  • 低賃金
  • 同僚の保育士や勤務先の保育所が、意外にも子育て中のママ保育士に理解がない

意外に思うかもしれませんが、同僚の保育士が子育て中のママさん保育士に対して、理解がないという話を聞きました。

保育所によってはギリギリの人数で回していることも多く、子どもの病気などによって急に欠勤する保育士に対して、厳しい目を向ける保育所(保育士)もいます。

子どもと関わる職業だからといって、子育てに理解があるとは限らないので、就職する時は産休明けの保育士がいるのか、いないのかを確認するなど、自衛が必要です。

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シンママが今から保育士資格を取るコスト

給料が分かったところで、次にみるべきは、保育士資格取得にかかるコストです。

コストとはお金だけではありません。コストとは、時間とお金です。

シンママはコストにシビアでないとやっていけないので、その辺はしっかり考えるべきです。

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保育士資格を取ると給付金がでるかもしれない!高等職業訓練促進給付金等事業をチェック!

シンママ(父子家庭も)が何か資格を取りたいと思った時に、確認してほしいのが、高等職業訓練促進給付金等事業です。

簡単にいうと、シングルマザー(シンパパ)が、特定の資格取得のために学校に行っている間、生活費を支給してくれる制度です。

高等職業訓練促進給付金等事業の手当額は、市町村民税非課税世帯で、月額100,000円 。
市町村民税課税世帯で、月額 70,500円です。

資格習得の費用は用意できるけど、生活費が・・・。という場合は、この制度を利用する方が得策です。

ただし、この事業の対象に保育士があるのかは、自治体によります。

「〇〇〇(お住まいの市町村名)高等職業訓練促進給付金等事業 保育士」で検索してみてください。たとえば、台東区は保育士も対象資格でした。

保育士資格を取る際に、高等職業訓練促進給付金等事業を利用することができると、生活費月額10万円分は心配する必要がありません。

資格習得までにかかる費用は、卒業と同時に保育士資格が取れる養成学校の2年間の学費、
おおむね160万円~190万円程度です。

一方、高等職業訓練促進給付金等事業を利用できないとなると、保育士資格を取得するためにかかる金額(コスト)は、2年分の生活費と学費190万円の合計430万円です。

「いやいや、生活費は実家から援助してもらうつもりよ。」と考えているなら、ちょっと待って。2年間学校に行かなかったら、その期間中フルタイムパートなら月10万円近くは稼げるはずです。つまり、2年間の稼ぎをフイにしてるため、やっぱりコストは430万円です。

保育士資格取得費用、430万円のコストを掛けて、年収317万円を稼ぐのは、割がいいのか悪いのか?

保育士資格を取るにあたり、高等職業訓練促進給付金等事業を使えない場合で話を勧めます。

まず、基本的に資格が必要な仕事は、取得した時の年齢が早ければ早いほど割に合います。
それだけ長く、その資格を使って働くことができるからです。

なので、子どもがもうすぐ高校卒業という年齢であれば、ママが学費を払って保育士になるのではなく、子どもが保育士になる方がリターンが大きいです。
(ただし、子どもが奨学金を使ってローンで保育士資格を取るのはお勧めしません。)

さらに、子どもなら新卒で公立保育士として公務員になることもできます。

保育士が高等職業訓練促進給付金等事業の対象でない場合、430万円のコストがかります。
今から学校に入って保育士資格を取ることは、給料だけを見て考えると割に合わないとわたしは思います。

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金銭面以外で、保育士の仕事は割に合わない理由

高校卒業後の進路として保育士を選ぶのではなく、シンママがこれからの糧のために、保育士資格の取得が割に合わないのは、

  • 保育士はスキルアップの制度がないため、スキルアップしにくいこと。
  • 事務職派遣、国家資格の要らない医療事務、資格なしでできる介護ヘルパーの年収290万円程度。(地域による差あり)

最低160万円~400万円以上のコストを掛けて保育士資格を習得しても、介護職との給料の差は、年間27万円程度です。27万円×16年=432万円。

そうだとすると、保育士として16年働いたら、それ以降やっと資格を取った甲斐があったとなるわけです。
(保育士資格が高等職業訓練促進給付金等事業対象なら、コストは学費だけなので約7年程度働いたら、元が取れます。)

元が取るまでは、資格取得のコストがほとんどない医療事務や、資格がいらないヘルパーの方が得です。

さらに、注意が必要なのは、保育士はスキルアップの制度がほぼありません。
その16年の間に、介護ヘルパーは資格を取って介護福祉士、ケアマネジャーにスキルアップ(年収アップ)する道もあります。

また、事務職で都心で高卒以上の派遣の仕事なら年収300万円程度の求人があります。

たしかに、都市部は物価が高いので生活費もかかるため、一概に年収300万円がよいとは言えません。
しかし、住まいから通勤圏内に都市部があるなら、派遣の方が稼げます。

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シンママが保育士資格を取る前に考えよう

就職活動をしているのに、全く手ごたえを感じないのであれば、保育士資格を習得したことで就職先が見つかる可能性はあります。

高等職業訓練促進給付金等事業を利用でき、かつママの年齢が若く体力にも自信があるなら、保育士資格も検討の余地ありでしょう。

または、保育士資格が卒業と同時にとれる養成学校を利用せずに、独学で働きながら保育士試験を受けて、保育士資格を取得したりするという道もあります。
その場合、仕事内容に共通点が多く、資格不要の介護ヘルパーで働きながらはどうでしょう。

または、自分は保育士をあきらめ、保育士資格習得の学費を子どもの進学費用としたり、保育士ではなく仕事内容に共通点が多い介護職に就くという道もあります。

その場合も、資格のいらない介護ヘルパーなどの職業に就き、働きながら介護の資格を取ることでスキルアップできます。

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