シンママブログ管理人さなです。
4月から高校に入学する我が子は、某民間団体の奨学生です。(2018年当時のお話になります。)
この記事では、民間の奨学金はどんな風にして受給できるのか、今、中学生でこれから奨学金を受けるためにできることなどをシェアしたいと思います。
2020年4月から私立高校の授業料の無償化が始まりましたが、それでも、民間の奨学金を受けられることは、大変にありがたいことです。
>>私立高校の授業料無償化に関する最新情報もご覧ください。
民間の奨学金を元に、問題集や模試、塾の長期休暇中の講習などを受けています。とてもありがたい。
ムダにせずこれから社会で還元できる人になれるように、娘にはよく言って聞かせています。
民間団体の奨学金は中学校経由で募集あり
私の住む市町村ではある団体が給付型の奨学金事業を行っていて、学校経由で中三全員に奨学生募集のお便りが配られました。
小さな町村では、奨学金事業を行っている団体がないかもしれませんが、それなりの規模の市であれば、最低一つ位は、奨学金事業を行っている団体があるように思います。
学校の先生又は教育委員会に奨学金事業を行っている団体がないか、必ず聞いてみて下さい。
民間団体の奨学金の募集人数は数名
民間の奨学金事業なので、奨学金の原資は寄付です。
そのため、市内の中学校に募集をかけて受給できるのが2~3人。
狭き門ですが、経済的な問題を抱えている生徒の中からなので、市内の中学生トップ3というわけではありません。
なので、思っているよりも可能性はあると思います。
民間団体の奨学金を受けた子の成績は評定平均4.6。正し、中三の成績だけ
どのくらいの成績なら奨学金を受けることができるのかといったことが、公表されているわけではないので参考程度ですが、我が子は評定平均は4.6程度です。
オール5が当たり前のトップの子から見たら、大したことのない成績だと思いますし、私の息子のように勉強が苦手な子から見たら喜ばしい成績かもしれませんが、娘は天才型ではありません。
ちゃんと勉強しているタイプです。
ハードな部活でもトップの成績を取るような子もいますが、我が子はそういうタイプではないです。
それでも、奨学金を受けることができたのは、中3の成績だけの判断だったから。中1からの成績だったら多分奨学金に応募できる資格すらなかったと思います。
中学校の1年生の頃のわが子が成績どのくらいだったのかというと、下から数えた方が早く、たぶん偏差値で直すと40~45位だと思います。
その間、私は勉強してほしいから「いつ勉強するの?」って聞いたり、うちは貧乏だから大学進学したいのであれば、高校はトップ高以外の選択肢はないことを話したりしてました。
中堅高校に入学できる実力なら商業高校や農業高校、工業高校などの実業高校で就職してね!って。
それがエンジンになったのかは実際のところ分かりませんが、中2の秋頃から勉強しないと、と自覚し初めて、3年生になってやっとテストの範囲を全部終わらせてテストに臨むということができるようになりました。
定期テストの範囲が終わらないなんて、トップの子ならありえないと思います。できるタイプの子なら当たり前にやるべきことができるようになるのに、2年かかった計算です。でも、間に合いました。
ちなみに、我が子は部活はやっていませんでしたが、部活動で実績のある子も奨学金を受け取れる可能性はあると思います。
民間団体の奨学金を受けるのは、大学進学の時よりも簡単かもしれない。
大学進学費用のために奨学金に申し込む場合、評定平均は学校のレベルに関係なく同一です。
国の給付型奨学金は、高校の成績以外も見てもらえるようですが、JASSO日本学生支援機構の無利子奨学金(第一種)なら評定平均が3.5以上は必要です。
(1)学力基準
以下の1.もしくは2.のいずれかに該当する必要があります。
1.高等学校等における全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であること(※1)
2.将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、進学しようとする大学等における学修意欲を有すること(※2)
- ※1 専修学校の高等課程の生徒等は、これに準ずる学修成績となります。
- ※2 学修意欲等の確認は、高等学校等において面談の実施又はレポートの提出等により行います。
第一種 学力基準
(1) 高等学校又は専修学校高等課程の1年から申込時までの成績の平均値が3.5以上
(2) 高等学校卒業程度認定試験に合格した人、又は科目合格者で機構の定める基準に該当する人
中学校のいろいろなレベルの子がいる中での評定平均3.5と、同じレベルの子が集まる高校の3.5って全然難易度が違います。
そう考えると、大学進学費用のための給付型奨学金よりも、高校生向けの給付型奨学金の方が受給できる可能性があるかもしれません。
募集人数などで諦めないで、ぜひ学校や教育委員に問い合わせてみて下さい。
コメント
こんにちわ。
以前から読者で、色々参考にさせていただいております。
高校で、給付型の奨学金。考えたこともありませんでしたが、もし貰えるのであれば貰いたいです。
息子は評定平均は3.5くらいしかありません(-“-)
チャレンジしてみる価値があるのか微妙ですねー。
ちなみにさなさんは、学校の先生へ相談されたんですか?
うちの学校だけ?なのか、就学支援の相談をした時さえ「え?こんなのあるんですか?」みたいな対応をされたので、できるなら直接教育委員会やわかる方とお話したいですね・・・。
また申請の時期はいつくらいだったでしょうか?
かこ様 コメントありがとうございます。
当ブログがお役に立っているようでとっても嬉しく思います。
チャレンジそのものにも価値があると思います。
応募が多かったら、民間先ももっと枠を増やそうかなどと考える可能性があります。
逆に、応募しなかったらニーズがないと判断され、
奨学金制度がなくなってしまうかもしれません。
学校経由で全員にお手紙が来ましたね。
秋口に申請だった気がします。
就学支援の相談で「こんなのあるんですか?」は、ちょっと頼りなさすぎますね・・・・。
先生が忙しいのは分かりますが・・・。
直接教育員会に電話されても良いと思います。
別件で連絡したことありますが、私の住む市は丁寧にいろいろ教えてくれました。
あとは、福祉課で学習支援をしてて、そちらでも貸与の奨学金のお話をしてもらえましたね。
市町村によって違うのが難点ですが、問い合わせは気軽にできますし、
情報によってはその後の人生が変わる情報になるので、ぜひ関係機関に電話してみることを
おすすめします。
お返事ありがとうございます。
教育委員会や福祉課ですね!
本当に情報を知るのと知らないのとでは、人生に影響してくることがありますね。
離婚して、それを痛感しています。
これから中3の息子。どうなるかわかりませんが、できる限りの応援をしてあげたいと思っています。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
私も応援しています。
また何かあったらコメントしてみてくださいね~。