シングルマザー的節約生活術-年収110万から始める貧乏脱出大作戦-

29年度版児童扶養手当は、年収いくらまでもらえるのか?児童扶養手当の計算式はこちら

児童扶養手当には、所得制限があります。ある一定以上の収入になると貰えなくなります。

ママ一人、子供の一人の母子家庭なら収入が130万円(「所得」で、57万円)未満の場合は、全部支給額が支給され、

収入が130万円以上で365万円未満(「所得」で、57万円以上で230万円未満)の場合には、一部支給額が支給されます。(厚生労働省サイトの資料より)

児童扶養手当は、18歳未満の子どもを養っている人で、所得が低い人がもらえる手当です。

だから、所得制限に触れなければ、母子家庭だけでなく父子家庭でももらえるし、父母がいない子どもを養っている祖父母家庭にもでます。

そこで、児童扶養手当の受給には所得制限が問題になるんですが、税法上の所得と児童扶養手当で審査する所得は違います。

児童扶養手当で審査する所得の計算の仕方

児童扶養手当で審査する所得を割りだします。

児童扶養手当で審査する所得
=「所得」+「養育費の8割」(注2)-「8万円」-「下記の控除額」(注3)

うーん、これではあまりピンときません。一つ一つ順番にみていきましょう。

所得とは?

まず、計算式の最初の「所得」ってなによ?って話ですが、所得とは正社員、パートなど雇われの身なら、源泉徴収票の中の「給与所得控除後の金額」というのが、所得です。下の画像でいうと、ちょうど真ん中にある項目です。

db4d705951df4e1fd649577e7964ef45_sそこにある金額が所得です。銀行口座に振り込まれる手取りとは違います。

わたしのような個人事業主の場合は、収入から経費を抜いた金額です。つまり、確定申告書の「所得金額」の項目です。
これに養育費の8割をプラスします。たとえば、毎月の養育費が4万円の場合、40,000円×12か月×0.8(8割)=384,000円を、「給与所得控除後の金額」にプラスします。

所得と養育費8割の合計から、8万円をマイナスして次に控除額を引きます。

ちなみに、この8万円は社会保険料、生命保険料等控除相当した額ということで、あらかじめ8万円と設定されています。

控除額とは?

控除額とは、個人の事情に当てはまった場合に、認められる必要経費分です。ちょっと、分かりづらい?とにかく、該当していたら、その金額を【所得と養育費8割の合計】所得と養育費8割の合計からさらに差し引きます。

障害者控除 27万円 小規模企業共済等掛金控除 地方税法で控除された額
特別障害者控除 40万円 配偶者特別控除
勤労学生控除 27万円 医療費控除等
  • 障がい者控除の対象者は、ママに障害があった場合です。
  • 特別障がい者控除の対象者は、養っている家族に寝たきりなど重度の障害者がいる場合です。
  • 勤労学生控除額の対象者は、ママ又は子どもが学校に行きつつ働いていて、所得も65万円以下の場合です。
  • 配偶者特別控除の対象者は、子どもを扶養しているのがママではなく、おじいちゃん(又はおばあちゃん)が扶養していて、その配偶者がいる場合です。
  • 自営業者で小規模企業共済等の掛金があるなら、掛け金全額を引けます。雇われの身なら関係ありません。
  • 医療費控除は、(実際に支払った医療費の合計額)-(保険金などで補てんされる金額)-10万円(または、その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金 額等5%の金額)を控除できます。最大200万円です。医療費に10万円以上かかった場合、控除できます。たとえば、入院した人、子どもの矯正治療などが該当。ただし、大抵の人は窓口負担は3割ですし、お住まいの地域によっては母子家庭は母子共に医療費無料の 場合があるので、対象となる人はあまりいないかと思います。

税法上の控除が全て引けるわけではないので、ママが受給者の場合寡婦控除、寡婦特別加算は控除しません。

児童扶養手当所得限度額の見方

児童扶養手当を判断する所得がでたら、児童扶養手当所得限度額の表と出た所得を見比べます。

まず収入は前年度の収入と扶養状況で判断します。今年離婚したばかりで去年子供が夫の扶養に入っていた場合下の表の扶養人数は0を見てください。ここの扶養0人の意味がやっと分かりました・・・。

<所得制限限度額>
扶養親族等の数 本人(全部支給の所得制限額) 本人(一部支給の所得制限額) 孤児等の養育者・配偶者・扶養義務者
0人 190,000 1,920,000 2,360,000
1人 570,000 2,300,000 2,740,000
2人 950,000 2,680,000 3,120,000
3人 1,330,000 3,060,000 3,500,000
4人 1,710,000 3,440,000 3,880,000
5人 2,090,000 3,820,000 4,260,000

※扶養親族等が6人以上の場合には、1人につき38万円を上記表の金額に加算した金額が限度額となります。

離婚直後の場合、年度の途中で所得の見直しが役所によって行われ、母ひとり、子一人の世帯なら扶養親族は1人となり、所得が570,000円以内であれば全額支給、2,300,000円以内であれば、一部支給です。それ以上だと、停止。
同様に、母ひとり子ども二人、祖父母を扶養している世帯なら、表の扶養親族4人(子ども2人・祖父母)のところをみます。ママの所得が1,710,000円以内であれば全額支給、3,440,000円以内であれば一部支給です。

所得制限額額を子供の人数だけだと勘違いしがちですが、扶養親族等の数とは子供を含めてママが扶養している人数です。なので、祖父母なども含めた人数を見ます。

(参考サイト 江戸川区HP 児童扶養手当

祖父母が扶養に入れる条件

扶養の条件

  • 年間収入が130万円未満であること。
  • 60歳以上または障害厚生年金の要件に該当する程度の障害がある人の場合は、年間収入は180万円未満

具体例として、子どもの祖父母が年金受給を受けている場合、年金収入で158万円、65歳未満の場合年金収入で108万円であれば、シンママの扶養にはいれます。受け取っている年金が国民年金のみの場合は、シンママの扶養に入れます。

☆収入というのを勘違いしている人がいます。手取り10万円だから、収入120万円ではありません。日常会話ならそんな意味で年収という言葉を使っているかもしれませんが、税法上の年収は、諸々の税金やら、必要経費などを差し引く前の金額です。

源泉徴収票を見ない限り、税金の知識がなければ全く見当もつかない金額です。必ず源泉徴収票を見て年収は判断してください。

児童扶養手当の金額は?

児童扶養手当の受給金額は、子どもの人数と所得に左右されます。

区分 手当の全額を受給できる場合 手当の一部を受給できる場合
児童1人の場合 月額42,330円 所得に応じて42,320円から9,990円(所得に応じて10円刻み)円の範囲で決定します
児童2人の場合 月額52,330円 9,990円から5,000円(所得に応じて10円刻み)
児童3人以上の場合 3人目から児童1人増えるごとに6,000円加算 一人につき 5,990円から3,000円(所得に応じて10円刻み)

(参考サイト 厚生省HP 児童扶養手当
ちなみに、表の見方は子供二人で全額支給の場合、月5万2,330円です。子供二人だからとって月5万2,330円×2ではありません。

児童扶養手当は年収いくらまでもらえるのか?

児童扶養手当の定義する「所得」を割り出し、所得限度額よりもどのくらい下回っていたのかに応じて支給額がきまります。

母親と子ども一人の世帯年収と児童扶養手当との関係は以下です。(画像は厚生労働省サイトの資料より引用)
bosinensyu

厚生労働省の資料によると、

所得の限度額は、先ほどの母と子ども1人の母子世帯を例にとると、収入が130万円(「所得」で、57万円)未満の場合は、全部支給額が支給され、収入が130万円以上で365万円未満(「所得」で、57万円以上で230万円未満)の場合には、一部支給額が支給されます。

年収とは厚生年金(国民年金)、失業保険料、所得税、住民税などを差し引く前の金額です。手取りとは違います。

親一人、子供二人の場合は、上記の総収入額に38万円を加算した額が限度額になります。

児童扶養手当は、子供一人なら年収365万円になるまでもらえる。正し満額支給ではない

実際に、年収365万円で母一人子一人の母子家庭で出してみます。
児童扶養手当で定義する所得=「給与所得控除後の金額」+「養育費の8割」-「8万円」-「下記の控除額」の式に当てはめます。

年収365万円の給与所得控除後の金額は、237万円です。(給与所得控除額の計算は、国税庁サイト参照。)
237万円+養育費0円ー8万円-控除0=所得は229万円。子ども一人の一部支給の所得限度額は、230万円以下なので一部支給停止となります。扶養人数が多いと年収365万円以上でも一部支給されます。

ちなみに、年収365万円で母一人、子一人の世帯の場合、手取りはざっくり24万円程度です。

母親と子ども一人の家庭で入るお金が月々25万円(手取り24万円と児童扶養手当1万円の合計)なら、生活費を15万円から17万円程度に切り詰めれば、残り8万円を貯金することができます。貯め始めた時期によっては子どもの国立大学の学費くらいは貯まるかと思います。

子ども一人で養育費なしで最低限度の国立大学の進学費用を用立てるなら、年収365万円以上を目指しスキルアップする必要があります。

スポンサードリンク

記事がお役に立ちましたら、ランキングバナーのクリックの応援よろしくお願いします♪クリックされると小躍りしちゃいます。
にほんブログ村 シングルママ

シンママでも子どもと豊かに暮らしたい

子どもが風邪をひいたら、子どもと一緒に横になり、学校から帰った子どもにお帰りといってあげるそんな生活をしています。 平均2時間の作業で月15万円以上稼ぐわたしの働き方の話はこちらで公開中。

こちらの記事も合わせてどうぞ

URL :
TRACKBACK URL :

Comments & Trackbacks

  • コメント ( 5 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. すごくよくわかりました!
    ありがとうございます。
    私はこのご説明でいくと、一部支給のギリギリラインでした。
    貯金頑張ります!

  2. 13歳は扶養になりますが、上に23歳、社員で働いている子がいます。三人で住むとして児童扶養手当は計算するのに給料年額合算になるのでしょうか?生計は別になります。

    • さなです。23歳のお子さんと13歳のお子さんとママの3人で生活するとのことですが、生計が別の判断は難しいと思います。
      自治体にもよるようですが、
      ドアが別とかガスの徴収が別など2世帯住宅状態でないと、
      わたしの住む自治体では生計別の判断はされません。

      また、家族全員の給料は合算しての判断ではありません。
      合算ではなく、一人づつの給料(正しくは所得)で判断されます。
      一人の給料(所得)が限度額以上であれば、
      ママの給料が限度額以内であっても受給できません。

      23歳の年齢を考えるとさほどお給料は多くはないとは思いますが、
      一度お住まいの市町村の子ども課に問い合わせしてみてください。

      • さなさんコメント有り難うございます。
        難しいですね。上の子には将来があるので頼りたくないのです。やはり問い合わせてみないとはっきり分からないですね。

Leave a reply

*
DigiPress

Return Top