シングルマザー的節約生活術-年収110万から始める貧乏脱出大作戦-

シングルマザーは国保と社会保険どっちが得?

シングルマザーは国保と社会保険どっちが得?

シンママブログ管理人さなです。ダブルワークをしていて、社会保険(厚生年金・協会けんぽ)にも入れるし、国民健康保険にも入れるという人がいます。果たしてどっちの方が得なのか?できる限り節約したい身としては、切実に気になります。

わたしは、子供二人抱えて社会保険に入っていたこともあるし、国民健康保険にも入っていたことがありますが、まず最初に言いたいのは、国民健康保険だからとって、母子家庭を理由とした減額制度はありません。

その上での結論は従業員が自営業向けの社会保険をあえて選ぶメリットはない、とわたしは思います。

理由を説明する前に、国民健康保険、社会保険の定義をここで説明します。

国保は、国民健康保険。実は国保は社会保険に含まれる!

社会保険(略して社保)は会社で加入する保険料と捉えがちですが、違うんです。社会保険とは、国で強制的に加入する保障制度のことです。

なので、国民健康保険も社会保険です。そして、国民健康保険は、自営業者や無職、労働時間が短いパート従業員が加入する健康保険のことです。保険証をもらえるアレです。

表にした方が分かりやすいので表にしました。

地位 保険の種類
社会保険 Aコース 会社員(パート含む)、公務員 健康保険 健康保険組合(又は、協会けんぽ)
年金保険 厚生年金(国民年金+年金)
Bコース 自営業他 健康保険 国民健康保険組合
年金保険 国民年金のみ

社会保険にはこの他、会社員のみに雇用保険もあります。

そして、ここで問題になるのは、雇われの身であっても労働時間が短いと会社の社会保険にするかどうするか選べるんです。つまりBコースでもいいよってことです。(A,Bは、分かりやすくするために、わたしが勝手に作ったコースです。)

なので、パートならシフトに入る時間を減らすなどすれば、会社の社会保険に入るか、Bコースにするかコントロールすることができますよね。

会社の社会保険は、やっぱり従業員向け。

従業員の社会保険と自営業の社会保険の制度の違いは、いろいろありますが、一番大きいのは、国民健康保険には病気やケガで働けないあいだの収入を保障する傷病手当金の制度がないことです。 (参考サイト 今更聞けない社会保険ってなに?

ただ、労働者全員が傷病手当をもらう事態になることはないので、全員に影響がある違いは、厚生年金や健康保険だと思います。

まず、厚生年金の加入者は国民年金に自動的に加入となり、国民年金にプラスした金額を保険料として支払っています。半分は天引き。半分は会社が直接、日本年金機構に払ってます。

蛇足ですが、社会保険料は会社と折半と考えるのは人が良すぎです。会社がポケットマネーで出してくれてるんじゃないですからね。従業員の稼ぎから出してるんで。

 

話を戻します。国民年金以上のお金を支払っているので、老後にもらえる年金が国民年金だけの場合よりも多いです。受け取る年金がどのくらい多いかは、年収によって違いますが、払っている額が多いのですから受け取る額が増えるのも当たり前ですよね。(女性で厚生年金加入者の平均年金が月8万円と言われています。)

一方、自営業の場合は、年金は国民年金のみです。なので、もっと手厚くしたい場合は別の制度を使うことになります。

また、健康保険に関しても違いがあり、従業員向けである会社の健康保険料扶養家族が増えても保険料の増額はありません。一方、自営業者向けの国民健康保険は、家族が増えると保険料も増えます。また、所得で保険料が決まるので、シングルマザーだから減額ということもありません。

このように比べると、厚生年金の方がいいじゃないと思うかもしれませんが、自営業者の場合は事業に使っている範囲で家賃などを経費として計上するので、思っているよりも国民健康保険料を決める基準となる所得が低くなることもあります。

所得が低いと国民健康保険料は少なくなりますから、わたしは今のところそんなに不公平感は生じておらず、上手くできているなぁと思います。

しかし、上手くいっているなと思えるのは自営業者が国民健康保険や国民年金に加入してこそです。

経費の計上ができない従業員でありながら、自営業者を想定して作られたBコース(国民健康保険+国民年金)を選択したら話は別です。

従業員があえて自営業向け社会保険を選択するメリットはない

従業員はあらかじめ経費分の金額が法律で決まっているので、経費計上できませんし、国民健康保険は扶養家族が増えれば保険料もあがります。

そのため、経費計上が決められた金額以上にできない従業員は、国民健康保険に加入しても会社の社会保険料と同程度か、それ以上保険料になると思います。

実際、わたしの時給800円のパート時代に社会保険料として月12000円程度が天引きされていました。会社の社会保険なので年金と健康保険料を含めた金額です。

一方、妹は会社が小さく会社で社会保険を整備してくれないため、仕方なく国民健康保険と国民年金に加入してました。その時の妹の保険料は一人分なのに、国民健康保険料だけで月10000円は支払っていたと記憶しています。この他に国民年金15,000円程度を払わなくてはいけないんですからねぇ。キツイです。

もちろん、国民健康保険は市町村によって保険料が違いますから、保険料が違うこともあるかと思います。また、会社の社会保険に入ると手取りが減ったり、反対に従業員なのにBコースに加入すると天引きがないということですから、手取りが増えるこもあるとは思います。

しかし、制度というのは、どんな人が使うのかを想定して作られています。そのため、従業員なのに会社の社会保険ではなく、国民健康保険や国民年金というイレギュラーな使い方をすると損することが多いように思います。

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