今日は、時間がないお金がないシンママのための正しい家計管理の仕方についてのお話をします。
まず、正しい家計管理とは、貯蓄の仕組みと無駄遣いをしない仕組みを作り上げ実行することです。
貯金と無駄遣いをしない仕組みが作れたら、『先取り貯金にチャレンジしたのに、足りなくなってお金を引き出してしった!』なんてことからもさよならです。
この正しい家計管理の仕方を実践すれば、無駄遣いを減らすことができるだけでなく、家計簿もつける必要がなくなるので、シェア。ホント、貯まります。
正しい家計管理の仕方
- お金を貯めてどうしたいのかを考える
- 1年間だけクレジットカードを駆使して家計簿をつける(1か月でもOk)
- 自分の無駄遣いの行動パターンを知る
- 現実的な貯金額を出す
特にキモは、クレジットカードを使っての家計簿つけです。
正しい家計管理のやり方1 お金を貯めてどうしたいのかを詳細に考える。
「どうしたいのかを詳細に考える」とは、言い換えれば、将来のビジョンを明確に考えるということです。
「ビジョンを明確に?なんのこっちゃ?」と思うかもしれませんが、お金の使い道をちゃんと考えようってこと。
お金の使い道を考えることで、危機感が生まれるんですよ。
年収が多くても少なくても、まずは危機感ないとお金は貯まりません、これ鉄板。
子どもの進学のために、お金貯めたいって思っても、具体的な金額やお金なかったらどうなるのか?をリアルに考えない限り、どんなに稼いでていてもぜーったいお金、貯まんないよ。
危機感持つと、このお金の使い方は違うんじゃないか???って気づくんです。
お金貯めて、どうしたいのか考えることで危機感が生まれ、結果的に自分にとって何が大事なのかを知ることができ、それが無駄遣いしない仕組みづくりの一環だったりするので、お金を貯めてどうしたいのか、詳細に考えて下さい。
大学費用いくらかかるのか?の記事も参考にしてください。
正しい家計管理のやり方2 1年間だけ家計簿をつける。
将来のビジョン(必要なお金の金額)が分かったら、次は家計簿をつけることです。
とは言っても、レシートを丸写しするような手書きの家計簿を作る必要はないと思います。
もっと簡単に家計簿はつけられます。
忙しいワーママ向け家計簿の付け方
私が色々試行錯誤して辿りつたずぼら家計簿の付け方です。
- 引き落とし専用の銀行口座を準備する
- クレジットカードを2枚準備し、1の引き落とし専用口座と紐づける
- 固定費(光熱費含む)の支払いは全て1枚目のクレジットカードで決済する。
- 現金は、食費分、お小遣い(レジャー費)、予備費分だけを給料振り込み口座から引き出しておく。
- 4以外の流動費は、全て2枚目のクレジットカードを使って決済にする
注意点は3つ、
- 用意するクレジットカードは、固定費の決済専用のクレジットカード1枚と
食費、レジャー費、予備費以外の流動費を決済する専用クレジットカード1枚の合計2枚。 - 家計簿アプリと2枚のクレジットカードを紐づけして、当月のカード決済の金額が分かるようにしておくこと。
- 食費、レジャー費、予備費は予算を決めて現金で手元に置く。
レシートだけ保存。
補足として、この家計術での固定費は、毎月一定とは言えない光熱費なども含みます。
電気代を安くする方法の記事も参考にしてください。
また、クレジットカードの使い過ぎが心配と言う人もいると思いますが、
食費、レジャー費、予備費は現金決済にすることと、
固定費用と流動費用とで分けた2枚のクレジットカードを、
家計簿アプリと連動することによってクレジットカードの使い過ぎは防げます。
また、家計簿アプリを使うことで、家計簿を手書きする必要もなくなり時短です。
ちなみに、家計簿アプリは、私はマネーフォワード無料版を使ってますが、銀行口座とクレジットカードと連動できることができる家計簿アプリならなんでもOKです。
給料日にクレジットカードの引き落とし口座に入金することを忘れずに!
まずは、家庭で何にどのくらい使っているか把握するために、短期間でいいので家計簿をつけてみましょう。
しかし、家計簿をつけることは、目的ではありません。
本当の目的は、貯蓄の前にムダ使いを無くす仕組みづくりです。そのため、家計簿記入は収支のコントロールができているのなら、省くこともできます。
クレジットカードは離婚前に作っておくこと!をおすすめします。
正しい家計管理のやり方3 自分にとっての無駄遣いを知り、無駄遣いをするパターンを見つける。
次は、無駄遣いをしない仕組みを作ることです。
無駄遣いをしない仕組み作りの手順はこうです。
- 将来のビジョンを鮮明に思い浮かべながら
- クレジットカードの明細や現金購入した時のレシートを確認して
- 「なにが自分にとってお金を払ってもいいものなのか」を、
じっくり考える
そして、お買い物日の行動パターンを振り返ってみてください。
私の良くある無駄遣い
- 日用品の買い忘れをコンビニで補充した。
- 銀行口座からの出金を忘れて手数料を払って出金した。
- 子供に弁当を作るのがメンドクサクて、お昼代を渡してしまった。
私の無駄遣いはこんな感じです。
忘れっぽい性格が明らかになってしまいました・・・。
ちなみに、
私の家族の無駄遣いパターン
- コンビニで、ちょっとした食べ物を買ってしまう。
- 雨の日にクルマに乗ると、駐車場に屋根のあるショッピングモールなどに
寄り道して、食べ物を衝動買い。 - 病院の待合でペットボトルジュースを買う。
食いしん坊!!!
このように、自分の行動パターン、自分の弱点が分かったところで、それを元に先手を打っていきます。
私の例でいえば、現金を休日に下ろすことのないように、
- ATMを行く日をスケジュールにいれる。
- 買い物漏れがないように、買い物メモを必ず作る。
- 朝起きられないことがないように、早寝する(子供か!!)
私の家族の例でいけば、お腹を空かせて外出しないように、
- コンビニに行く前は、何か食べてから行く。
- 雨の日はカードやお札を持たない。
- 病院に行くときは、水筒持参。
買い物は、買いたいものリストを作って持って行き、そこにあるものしか買わないことも無駄遣いしない仕組みとなります。
正しい家計管理のやり方4 毎月の貯金金額を可能な範囲で決める
巷では、収入の3割、2割を先取り貯金しましょう!などと教えられることがありますが、正直収入が少ないのに、収入の2割、3割を貯金に回して生活することは非常に難しいです。
まずは、無駄遣いをなくす仕組みを作りが先だと思います。
無駄遣いをなくしたり、固定費を減らすことができたら15万円からの貯蓄術も参考に。
正しい家計管理の仕方まとめるよ!
たしかに、子どもの大学進学を考えているなら、高校入学までに300万円は最低限必要です。
しかし、無駄遣いしなくなって初めて、先取り貯金ができるってものです(経験者は語るよ。)
無駄遣いしない仕組みを作る前に、先取り貯金をしても結局生活費が足りなくなり、積立を取り崩すことになってしまいます。
なので、まずは、将来のビジョンを描き、自分にとってお金を払う価値があるものは何かを考えること。
そして、クレジットカード2枚を使って、現金での管理を必要最低限に。
そうすると家計簿を書くのは、ライフイベントが合った時(入学や卒業など物入りのイベント)や家族が増えた時、冠婚葬祭関連だけになって、時短!
そしたら、その時短で生み出した時間で、無駄遣いのパターンを知って、先手を打つ!打つ!打つ!
その結果、貯金に回せるお金が生まれるんです。
ただ、それでも貯蓄に回せるお金がないなら、固定費の見直しに着手しましょう!
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