「母子家庭」をキーワードに検索してわたしのブログに訪れる人の中には、「母子家庭が扶養手当を不正受給しているのではないか?」といった疑念をもって、わたしのブログにやってくる人もいるみたいなんですよ。
なぜ分かるのか、というと「アクセス解析」といってどんな言葉で検索してブログにたどり着いたか分かるツールを入れているから。
「母子家庭 新車購入 不正受給」みたいなキーワードでアクセスがあるのです。
「誰が」検索してきたかは、もちろん分かりません、ご安心を。
児童扶養手当の不正受給で通報する方法については、こちらで解説してます。
この記事では、リッチな母子家庭がいるんだけど、何?という話をします。
母子家庭全てが児童扶養手当をもらえるわけではありません
児童扶養手当は所得制限があります。
児童扶養手当の所得制限は、同居の親族の所得も審査の対象です。
当然、リッチな母子家庭は児童扶養手当ももらえませんし、国からの支援もありません。
なので、全ての母子家庭が国からお金を頂けているわけではないんです。
確かに、統計的にもひとり親家庭は所得が低く貧困層が多いですけど、社会的地位にあるシングルマザーもいます。
母子家庭が全員貧しさにあえいでいるわけではありません。
養育費をしっかり払ってもらえているの人もいますし、親子で住んでいるとしても実家がリッチで支援してもらっている人もいるもいます。
実家からの支援がなくてもキャリアウーマンで会社経営をしていたり、上場企業でバリバリ稼いでいる人もいます。
たとえば、シンママ・キャリアウーマンで言えば、BTジャパン社長の吉田晴乃氏(51)はそのトップじゃないでしょうかね。
吉田晴乃インタビュー「「お金がない」から子どもの願いを聞けないのは、 母親にとって死ぬほど苦しい」
経団連初の女性役員になれらた方です。たまーに、TV放送される政府の会合の様子を知らせるニュースの時に、チラリと写ってます。
亡くなる前日にスピーチしていたのに。個人的に凄くショックでした。心不全って働き過ぎですからね・・・。
前日のスピーチの全文はこちらで読めます。
ご冥福をお祈りいたします。
母子家庭だから、経済的に苦労しているはずっていう発想は差別的
母子家庭でもいろいろな家庭があります。それは、夫婦そろった家庭と変わりありません。
母子家庭の我が家は、さほど余裕があるわけではないですが(笑)、在宅の仕事なので時間に融通がきくことで、不審に思っている人もいるかもしれません。
わたしは、いつでも家にいるわけですし。
母子家庭は金銭的に苦労しているはずだから、隣の母子家庭がリッチな様子だと納得がいかないという考えは、差別の源泉になる気がします。
母子家庭は、自分達とは違う下層であるべきだと考えて、自分より下にみているのですから。それが差別の源泉とならず何になるのか。
それで、その差別の源泉を持っている人が、女だともっとやるせないですよね。同性であるがゆえ、同じ立場になる可能性もたぶんにあるわけですから。
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