シングルマザーさんから、生活について相談されることがあります。それで気づいたのは、自分のことを不幸だと思っている人には、ある傾向がみられます。
シングルで不幸になるのは、現実をネガティブに見る人
思考は現実化するということは、よく言われることですが、「シングルは不幸」と思っている人は、本当に不幸になります。これは、脅しでも何でもない。
シングルに限らないかもしれませんが、現実をネガティブに見る人は不幸になる、とわたしは本気で思ってます。
そう確信した理由とは、夫から離婚を切り出されたことをブログに書いたら、ある人から「男に捨てられたなんて、わたしには言えません」と暗に言われたからなんです。
離婚理由は夫の不倫と聞いて、あなたはどう思いますか?
わたしは、元夫の不倫というよくある話がきっかけとなり離婚しましたが、それを聞いて人は二通りの考えをすることが分かりました。
一つは、事実をただ受け止める人。「そうか、不倫が原因の離婚なんだな。」と思うだけで特に感想は持たない人。
もう一つは、事実にプラスして否定的な感想を持つ人。「そうか、不倫が原因なんだ。男に捨てられて、女としてのプライドをずたずたにされた人なんだな。」という感想を持つ人。
言うまでもなく、「男に捨てられた」と思う人は、不幸体質です。
なぜなら、自分自身がその当事者になった時、自分自身にも男に捨てられた女というレッテルを貼りますから、苦しく不幸です。
わたし自身は、元夫から捨てられたという認識はありません
いやー、わたしには「捨てられた」とか「女としてのプライド云々」という認識はなかったですね。たしかに、夫から離婚を切り出されましたので、ある意味「捨てられた」というのは、事実かもしれません。
しかし、わたしは、人です。物ではないので、捨てる、捨てないという発想はしません。
また、女としてのプライドという話も良く分からないんです。わたしは、女としてのプライド云々を語れるほど自分のことをいい女だと思ってないからかもしれません。
しかし、そもそも、たったひとりの美女(器量よしも含む)が、物理的な問題を抜きにしても世界中のすべての男を満足させることはできないでしょう。
だから、わたしを魅力的だと思ってくれる人もいるでしょうが、魅力的だと思わない人もいるのは、当たり前のことだと思います。そして、人の気持ちは移り変わるものでもあると思ってます。
そこに「女のプライド」なんてものは、出てこないんですよね。「女のプライド」という発想がわたしにはありません。
「捨てられた」とか「女のプライド」といった「不幸」は、自分自身が作り出したもの
不幸はモノの見方だとは言っても、たしかに、絶対的な不幸はあるとは思います。親よりも子どもが先になくなる逆縁などはその典型だと思います。
その一方で、事実と事実っぽいものが整理されず、自分自身の物事の見方によって「勝手に」過剰に不幸になっているんです。
ネガティブな物の見方をしている人の現実は、「不幸を拾い上げる」フィルターで世界を見ていますから、不幸から抜け出せません。
たとえば、ママ友から子どものお下がりをもらったという事実も、「不幸を拾い上げる」フィルターで物事を見る人は、極端な話「お下がりをくれるなんて、うちがシングルだから見下しているのか?」とか、思っちゃうんです。
シングルで不幸に体質にならないためには?
不幸を拾い上げるフィルターを持ち、ネガティブな考え方を持つ人の根底には、「自分は幸せになる価値がない。不幸が当たり前の人間」という気持ちがあるんじゃないかなと思います。
自覚の有無に関係なく「自分は幸せになる価値がない。不幸が当たり前の人間」と思い込んでいると、人も離れてきてしまいます。
なぜなら、そういうネガティブな気持ちや考え方は移るからです。
もし、あなたの回りにネガティブな考え方の人がいたら、距離を置いた方がいいと思いますし、ご自身がネガティブな考え方をもつタイプでしたら、自分の感情と事実を切り離す訓練をした方がいいかもしれませんね。
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