シンママブログ管理人さなです。女性は16歳で結婚できますから、10代のママはいて当たり前。ですから、10代でシングルマザーにがいるのも当たり前だと思います。
小さい子供を抱えながらの生活は想像以上に大変
今までは、夫やその家族の手があったからできた育児も、離婚後はサポートが得られなければ、今までどおりの育児はできない可能性があります。
小さい子を抱えての就職はかなり難しいです。
人によっては、子どもがパパかママかを選べるようになってから、と我慢する人もいます。別居で様子をみたり、離婚を早まらないでください。
それでも、離婚となった時のために、10代のシングルマザーが幸せになる方法を考えてみたいと思います。
お金を用意しよう。
まず、お金です。引越し費用、当面の生活費、多ければ多いほどいいですが、最低300万円。
300万円の内訳は、引越し費用100万円、当面の生活費(1年分)190万円、弁護士費用その他です。300万円が難しいなら、100万円又はせめて離婚後の住居の確保はしてください。
実家に戻れて実家のお世話になることができたり、スムーズに離婚することができれば、短期的にはお金はほとんど用意しなくても何とかなるかもしれませんが、子どもを育てるにはお金がかかります。
そして、養育費は必ずもらうこと。貰えない人がいるのは分かっていますが、初めから養育費を受け取ることを諦めないでほしいです。
子どもの預け場所を確保
1、2歳の子どもを抱えながら働くためには、誰かに子どもを見てもらう必要があります。
親でもいいし、保育所でもいいですが、公立の保育所や認可保育所の方が保育料に割引があります。まずは、公立系の保育所を探しましょう。
そして、子どもと離れるという選択肢も消さないでください。児童相談所に預けることもできます。
大阪で二人の子供を抱えた20代前半のシンママが、子ども二人を餓死させた事件がありました。そのシンママが子どもを手放すという選択肢を選ぶことができたらと思うと、可哀そうで仕方がありません。
子どもを育てられないことを非難する人がいますが、非難しているなら親が育てられない子を引き取って育ててほしいとわたしは思います。
子どもを育てられないと手放す方が、子どもを餓死させるよりよっぽどいい。
一生勤める仕事を決める
子どもの預け先と同時進行で考えるべきなのは、次は仕事です。
しかし、10代の女性が子どもを育てるほどのお金を稼ぐ職業は、限られています。
ですから、実家に頼ることができるようなら、一生働くことのできる職業に就くにはどうしたらいいのかを考えましょう。
まだ10代なら国家資格がとれる専門学校にこれから進学しても、学校卒業後に十分働く期間があるのでトクです。ぜひ、進路を考えてみて下さい。
学校に通うシンママが使える生活費の支援制度を利用しよう
また、厚生労働省が、所定の資格習得のために、進学している母子家庭のママに対して、生活費を支援してくれる制度があります。
(厚生労働省サイト 母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業)
対象資格は自治体によって違いますが、 看護師、介護福祉士、保育士、歯科衛生士、理学療法士等 があります。
また、シンママの学費の調達が難しい場合は、母子父子寡婦福祉資金貸付金を利用することができます。(社会福祉協議会 社会福祉資金について)借金になりますが、銀行で貸し付けされない人が利用できるものです。
今後、10代のあなたが子どもを養うためには、こういった福祉制度を利用して進学したり資格習得に励むのはお勧めです。
10代のシングルマザーは、40代以降のシングルマザーよりもトク
残念ながら、日本では年齢が低い方が就職に有利です。
30代半ば以降、専業主婦から資格を取って子どもを養えるほどの収入(400万円以上)をくれる会社に就職するのは、かなり限られるとわたしは思ってます。
実務がなければ、30代、40代は中々就職が難しいです。
一方で、子どもが小学生になる頃、あなたはまだ20代半ばです。若いので実務にはある程度目をつむってもらえます。
20代半ばなら、国家資格を取ったり大学や専門学校へ進学することも遅くはないと思います。
相当な覚悟、頑張りは必要ですが、10代のシングルマザーは、思っているほど八方ふさがりではないと思います。
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