シンママブログ管理人さなです。
養育費についてシングルマザーに相談すれば、養育費をもらってないシンママは、「養育費はもらわなくてもやっていけるよ!」と言うことが多いかと思うし、養育費を貰っているシンママなら、「養育費はもらっとけ!」と言うかと思います。
ここでは、元夫とのやり取りが辛いながらも養育費を貰っている私が、養育費を貰う理由をシェアして、養育費を貰わずに離婚しちゃおっかな、と考えるあなたの判断材料にしてほしいと思って、書いています。
養育費は子供の生活に影響しますから、養育費もらわない離婚で本当にいいのか?もらうべきじゃないのか?の判断材料にしてください。
養育費を貰わない理由
養育費を貰わないよくある理由は
- 養育費をタテに元夫が子どもとの面会を要求しそう
- 元夫と関わりたくない
- 元夫に経済力がない
実際、世の中には、養育費をもらわないで離婚するという人もそれなりにいます。
養育費を貰わなければ元夫とのやり取りはゼロになるので、心の平穏、生活の平穏を得るという目に見えないメリットがありますね。心の平穏、大事です。心の平穏のために離婚したんですからねぇ。
面会交流が辛い私
私の場合は本当に、面会交流が精神的に辛いんですよ。なんだか最近特に辛くなってきた。
入学式、卒業式、学校行事、誕生日と、元夫と顔を合わせることがあるのですが、顔を見たくないから離婚したので、顔を合わせるのが非常に辛い。
カネのために我慢している娼婦みたいだ、と思うと辛さが増します。(追い込みすぎ。)
なぜ、ここまで辛いのかと言うと、離婚した人なら分かると思うのですが、離婚した元夫(元妻)って、話がかみ合わないんですよ。常識的な話がなぜか通じない。それが年々顕著なんですよ。
なんだろうね、この話のかみ合わなさ。
ある人に聞いたら、それはあなたが成長したからだよ、って言われました。確かに。お互いが成長してたら、話はかみ合うはずだからね。
確かに、面会交流で私と元夫も合わなければならないのは、辛いのですが、それでも私は、養育費を貰ったほうがいいと思っています。養育費を貰うべき理由や貰っているシンママの気持ちをまとめました。
夫が養育費を払っても、面会要求をしない場合もある。
わたしの子どもは養育費をもらっていますが、面会は年に数回なのでなんとか我慢してます。
面会の回数が少ないのは、元夫は、元々父親の自覚が薄いタイプだからでしょうね。元夫の不倫が原因の離婚したので。
それでも養育費がなんとか支払われている理由は、元夫の両親のお蔭と元夫の性格です。
元夫は自分の両親に頭が上がらないので、子どもが祖父母と交流しているうちは支払ってくれるでしょう。
また、父親としての自覚は薄いけれども自分のメンツを重んじるタイプなので、「父親としての責任を放棄する男気のない奴になりたくない。」といった気持ちがあるようで支払ってくれています。
なので、養育費をもらうことが即、面会要求になるとは限りません。
また、元々親としての自覚が薄いけれども自分が悪者になりたくないと考える父親なら、養育費は支払うけど会いたいと言ってこないこともあり得ます。
元夫と子供の面会を喜んで見守っているシンママはいない!?
たしかに、養育費を払うから、面会させろという人はいますよね。しかし、養育費は面会料ではありません。養育費を貰うことは法律に裏付けられた扶養義務が根拠です。そうは言っても、現実的にはずっと会っていない子どもに、義務だけで送金する人は少ないようです。
なので、元夫が子どもの存在を忘れさせないために、定期的に子どもに会わせているというのが現実です。喜んで子どもを元夫の元に送り出しているシンママはいないんじゃないかな・・・・。
ちなみに、DVが原因の離婚は、面会交渉を拒否できます。また、弁護士に相談することで、DV夫からも養育費をもらう方法を提案してもらえます。DVだから諦める前に弁護士に相談することをおすすめします。
面会交流のやり取りがイヤな場合は、第三者に頼むこともできる。
顔も見たくないから別れたのに、離婚後も顔を合わせるのは辛いものです。
その場合、第三者に面会のスケジュールを組んでもらったり、父親と子どもの面会の場に立ち会わせることもできます。面会交流支援といいます。
また、ママだけの問題でもないんです。
元夫が精神的に不安定になってしまった場合、第三者の立ち合いでの面会交流は絶対に必要だと思います。
2017年に、元夫が娘との面会交流中に無理心中してしまった事件が起こっているんです。この事件では元夫は典型的なダメンズ。
「借金はする、酒は飲む、暴言を吐く、部屋を荒らす、浮気をする。もう限界で、あのストレスの日々に戻ることは無理でした。弁護士を立て離婚調停を始めました」
借金、DV、浮気。ってクズだなあ。その挙句、娘を殺害。DVあるなら面会拒否できるはずなんだけどね・・・。
個人的に、離婚原因を作った人って自分勝手の極みみたいな人が多いと思っているんですけど、借金DV浮気、といった後先考えられない、人の気持ちが分からない自分勝手な人に子供を預けるのは慎重にしたほうがいい。
少なくとも第三者の立ち合いは必要です。
面会交流支援をする機関をピックアップ
「面会交流支援」というキーワードで検索すると面会のやり取りの代行などを行ってる機関が探せます。少しだけピックアップ
支援場所は、主に東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・茨城県・栃木県・静岡県ですが、ご要望があれば、日本全国対応可
公益社団法人 エフピック(家庭情報問題センター)
全国各地に相談所あり
ひとり親家庭はあと
支援場所東京都
NPO法人まめの木
所在地 東京都
非営利団体NPO・面会交流支援室「ぐっどペアレンツ・いわて」
岩手県内限定
元夫からの養育費を貰えなかったと、貰わないは違う
元夫の経済力を考えて、「どうせ養育費はもらえない」と考えて養育費の請求すらしない場合もありますが、相場よりも少ない養育費だとしても、1000円でも2000円でもいいからもらった方がいいと思います。
子どもを傷つけないために養育費を貰いました。
一般的に考えると「養育費を支払わない父親は、ダメ人間」だと思います。子どもが将来大きくなり、父親から養育費を貰ってないと知った時、そんなダメ人間が父親なんだと思って、傷つくのではないでしょうか?
自分と血のつながりがある人間がダメ人間というのは、自分自身も否定された思いとなり、とても辛いものだと思います。だから、わたしは養育費はきっちり請求し受け取ってます。
ひもじい思いをするのは、子ども
元夫の経済力がないから、元夫とわずらわしい養育費の交渉をしてもムダだと思う気持ちも分かる。
また、やっぱり、養育費をもらうということは、ずーっと元夫との縁が切れないということにもなるので、養育費を受け取らない方がらくです。
しかし、養育費は子どもの権利であってシンママの権利ではありません。それに、ひもじい思い納得できない思いをするのは子どもだと思います。
現実的には、養育費を支払い続ける人はそこまで多くないので当てにできないですが、「勝手」に元夫との養育費の交渉自体がメンドクサイから交渉すらしないというのは、ちょっと違うんじゃないかなぁと思います。
結果的に養育費がゼロ円であっても、「貰わない」のと「貰えない」は違うと思います。
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