老後資金に頭を悩ますシンママさなです。さて、連日、確定拠出年金について勉強しています。
そういうと、なんか難しいこと勉強しているな~と思うかもしれませんが、「確定拠出年金」は、ばあさんになった時に暮らすお金をおトクに貯める制度ってだけです。
しかも、「確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)」という漢字6文字の堅苦しさとは裏腹に、特定の会社に投資する株式投資よりもずっと手間いらずで、分かりやすいです。
確定拠出年金で投資検討すべき投資信託は、3種類しかない
確定拠出年金は、投資信託に投資するものですが、わたしは投資に関して複雑なことは苦手です。銘柄投資でも暴落の時しか買いませんし。
だから、儲かりそうな会社を自分で見つける手間がいらない投資信託は、ラクでいい。また、投資の世界は、くら儲かるかのリターンをコントロールすることはできません。
だれも、将来を確実に見渡せないですから。
そのため、どの投資信託を選ぶかは、自分がどこに投資しているのかが理解できるもので、手数料が安く管理しやすいものがいいと思っています。
たとえば、バランス型といわれる、外国株式、国内株式、債券などに投資するごちゃまぜファンドは、管理しにくく手数料が高いのでパスします。
他にも、ターゲットイヤー型といわれる、資産配分をわたしの年齢に応じて自動的に調節してくれるファンドがあります。一見管理がいらずに良さそうですが、融通が利かなすぎるのでパスです。
以上により投資検討すべき投資信託は、3つになります。
確定拠出年金で投資検討すべき投資信託1 国内インディックスファンド
インディックスファンドとは、たとえば日経平均などの株価指標に連動するように設計された投資信託のことです。
「設計」というと凄そう!ですが、日経平均に組み込まれている銘柄全部に投資しているファンドです。
銘柄全部に投資することで、日経平均に連動するリターンになります。
日経平均に組み込まれた銘柄全てに投資するには、うなるほどのお金がいります。大金持ちだけができること。しかし、みんなで資金を出し合えば日経平均に組み込まれた銘柄全て買えますよね。それがインディックス投資信託です。
この国内インディックスファンドを確定拠出年金で投資検討する理由は、株価指数に価格が連動するので分かりやすく、手数料も安いからです。
また、実績という面でもプロが投資先をチョイスして運用する多くのアクティブファンドよりも成績がよいということもあります。
確定拠出年金で投資検討すべき投資信託2 外国インディックスファンド
国内株式インディックスファンドがお勧めだというのと同じ理由で、外国インディックスファンドも確定拠出年金で投資検討すべき投資信託といえます。
日本は、人口が年々怖ろしい速度で減ってます。子持ちなら分かると思いますが、子どもの数が半減じゃないですか?親世代で2クラスなら、子どもの世代は、1クラス。
家族旅行をする人、家を買う人、外食を買う人、どんどん減れば動くお金の量が少なくなり、日本経済は縮小です・・・。
この先、年寄りばかりで貧乏国になってしまった場合をカバーする意味で、外国株式インディックスファンドを組み入れたいと思います。
ちなみに、外国インディックスファンドはなんの指数に連動するかというと、MSCI指数です。
MSCI指数とは、米国のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルことで、MSCIが開発・算出している国を越えた世界の株価指数のことです。
世界的な証券投資のパフォーマンスを測定するために、世界の機関投資家が運用の目安としている代表的な株価指数なので、世界経済の好調不調が分かりやすいです。
確定拠出年金で投資検討すべき投資信託3 外国債券
外国の債券に投資するインディックスファンドもあります。主要投資対象は、日本を除く世界主要国の公社債です。
お!なんか良さげ!と思うかもしれませんが、外国債券ファンドは債券そのものではないんです。あくまで「証券」。この時点でちょっと複雑です。
また、外国債券ファンドの過去データを見ると、リターンが低い割にはリスクが高いという意見もあります。また、外国債券ファンドは債券そのものではないため、為替の影響を強く受けると言われています。
金融危機以降、世界のあらゆる通貨に対して、急激な円高が進んだため、外債ファンドの運用でも莫大な為替差損が生じました。外国資産に投資する以上、為替差損リスクは避けて通れません。参考サイト 外国債券ファンドの問題点
ただ、さまざまな種類の投資信託を持つことは、間違いとはいえませんし、今後の円の動きを見極められるというのであれば、現金に対するリスクヘッジとして外国債券ファンドの購入も検討してもいいと思います。
専門知識不要の投資信託の選び方まとめ
投資するからには、自分のお金を増やしたい!しかし、リターンは不確実です。コントロールできません。コントロールできるのは、手数料や投資先だけです。
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