こんにちは!シンママブログ管理人さなです。
先日、乳がんのシングルマザーさんのドキュメントを見て、保険適用でも保険適用が重く月数万単位でかかることを知って、がん保険ってどうなの?って思い、シンママのがん保険について考えてみました。
わたしなりの答えは、がん保険よりも早期発見。がんの早期発見の対策ができた後、初めてがん保険を考えればいいと思いました。
がんにかかったら困るから、がん保険ではない。がんにかかったら困るから健診だ!
乳がんのシンママさんの闘病ドキュメンタリーを見て、年単位の闘病生活になることや、闘病生活の長期化に比例して医療費も思っていたよりもかなり掛かることを知りました。
さらに、シンママは特に子どもを巻き込んだ日常生活への影響は凄まじいです。がんが骨まで転移してしまうと骨折しやすくなるため、子供を満足に抱っこしてあげることもできないんです・・・。
それほどのジワリジワリとした影響を及ぼすがんですが、がんにならないようにする決定打はありません。予防注射でもあればいいですけどね。
でも、がんは時間がたつと進行する病気ですから、早期発見できればそれだけ長く生きることができます。詳しい病気の進行度と生存率が知りたい場合は、外部サイト全がん協部位別臨床病期別5年相対生存率へ
がん早期発見のための検診受診の優先順位の決め方
がん早期発見のためにできることは、検診です。
オーソドックスなのは、人間ドック。全身を検査する代わりに検査代が高いです。保険も効かないし。それなら、検診の必要性のあるものから順番に受診した方がいいのではないかと思います。
40代女性がかかりやすい・がんランキング
40代女性がかかりやすいがんは、乳がん、子宮がん、卵巣がんです。データが40代以上しかないのですが、30代以下も同じような傾向だと考えられます。
●2014年のがん罹患数(全国推計値)が多い部位は順に
1位 2位 3位 40代女性 乳房 子宮 卵巣 元データ:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ
40代女性がん死亡ワーストランキング
かかりやすい部位ランキングの順番通りに検診の優先順位を決めてもいいとも思いますが、死亡率も考えてもいいかなと思います。
●2014年の死亡数(全国推計値)が多い部位は順に
1位 2位 3位 4位 5位 40代女性 乳房 子宮 胃 卵巣 直腸 元データ:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ
がんのかかりやすさと、死亡数のワーストランキングを考えると、乳がん、子宮がん、卵巣がん、胃がんの順でがん検診の優先順位を考えるのがいいかと思います。
また、年代に縛りをかけない場合のがん死亡の多いワーストランキングは以下です。
●2014年の死亡数が多い部位は順に
1位 2位 3位 4位 5位 男性 肺 胃 大腸 肝臓 膵臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位 女性 大腸 肺 胃 膵臓 乳房 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸9位 男女計 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位 元データ:人口動態統計によるがん死亡データ
今、がんの早期発見のための研究が進められています。
たとえば、まだ実用化はしていませんが、線虫という虫ががん患者の尿を非常に好むという特性を生かして、がんの早期発見の研究が九州大学などでおこなわれています。
実用化前の段階ですので一般にはその検査を受けることができないのですが、研究協力という形で利用できます。九州大学ではない研究所ですが、わたしも利用させてもらうことにしました。★一時、Amazonでも扱っていたのですが、今は販売してません。
他にも血液による検診も実用化できるように研究が進められています。それだけ、がんの早期発見が重要であることの裏返しだと思います。
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