老後資金の確保に頭を悩ませるシンママさなです。老後資金を貯めるために、節税メリットがある確定拠出年金を選ばないという選択肢はないとは思うのですが、それでも確定拠出年金にはメリットもデメリットもあります。
確定拠出年金のメリット、デメリットをまとめておきます。
シングルマザーに嬉しい確定拠出年金のメリット
確定拠出年金のメリット
- 所得控除があるので所得税住民税が安くなる。
- 運用益も非課税。
- 受け取り時も控除対象
ちなみに、確定拠出年金は所得控除されますが、児童扶養手当の控除対象ではありません。なので、児童扶養手当がもらいやすくなることは今のところなし。
児童扶養手当には影響がありませんが、節税効果もあり誰とってメリットがある制度です。また、シンママには嬉しいメリットがあります。
ママが万が一の時に、成人した子どもに確定拠出年金を遺産として残せる。
国民年金も厚生年金も本人が死亡した場合、子どもは遺族年金を受け取ることができます。しかし、国民年金、厚生年金ともに、18歳以上の子どもは年金(遺族年金)を引き継ぐことはできません。
しかし、確定拠出年金の場合は、本人死亡時までに管理していた資産相当分は、子どもへの相続の対象になります。これはいい!
シングルマザーならではの確定拠出年金のデメリット
確定拠出年金のデメリット
- 投資信託の運用の場合、受け取り金額が確定しない。(元本割れもある。)
- 60歳まで引き出せない。
- 運用管理手数料がかかる
- 転職時に手続きがメンドウ。
- 国民年金が免除の場合は加入できない
デメリットもないわけではありません。
確定拠出年金のデメリットは、どれも許容範囲内だとわたしは思うんですが、シンママに影響があると考えらる確定拠出年金のデメリットは、60歳まで確定拠出年金で積み立てた資金を引き出せないことだと思います。
自分のお金なのになんで!?と思うかもしれませんが、国民年金や厚生年金をイメージすれば分かるように、年金ってそういうものですからね。
確定拠出年金は途中で引き出せないため、子どもの教育資金にはなりません。子どもの教育資金は別で確保しないとです。また、経済状況によって国民年金を免除してもらっている場合は、確定拠出年金は利用できません。
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