シンママブログ管理人さなです。母子家庭にとって貯金の有無は、人生を左右します。
わたし達は夫婦そろってませんから、ママが働けなくなったら貯金が頼りですし、子持ちなので学費の確保は必要なことです。
でも、中々貯金って難しいと思ってました。どんなに年収が低くても貯金はできるという主張を目にしても、低収入で貯金はムリ、ムリって思ってたんですよ。
お給料が少なくても貯金できる人は、私の中では幻でした。
でも、違うんです。お給料が少なくても貯金がある人は、幻じゃなかった。
低収入でも貯金がある人は、実際にいますし、そういう人の貯金の確保の仕方は、私の想像の斜め上でした。
低収入でも貯金がある人は、食事を削ってでも貯金している
よく聞く貯金術の一つで、水筒を持って外出しろ!とかあるじゃないですか、でも数百円節約するだけでは貯金額としては物足りないよ!と思ってました。
でも、それは私みたいに貯金できない弱者の勘違いなんです。
貯金強者は数百円節約するために水筒を持っているというよりも、決めた予算を死守するために水筒を持ってるんです。
どういうかというと、よくある家計管理で予算を袋訳にして予算を死守するってあるじゃないですか?私は、予算を守れない!!!と悩んでたんですけど、あれって予算を守るためにおかずは一品減らせ!それでも予算オーバーなら食事を抜け!ということなんですよ。
その一環で水筒を持てということなんです。
水筒を使う目的は、予算の死守。そして、「死守」の意味を全然、分かってなかった。死守の漢字は「死んでも守れ」ですからね・・・。
低収入でも貯金がある人は、服は2パターンの着回しで済ませて貯金している
被服費も同様です。貯金強者は予算の死守です。
私は安い洋服を買うことが節約だと思っていたのですが、甘かった。
低収入でも貯金ができる貯金強者はそうではなくて、
UNIQLOでもGUでも何でもいいですが、予算に合わせた上で洋服をワンシーズンに2パターンを着回しなんです。
もう、洋服はコーディネートの着回しというよりも、私服の制服化です。それでも予算オーバーなら古着を買います。
他の項目も一緒です。美容費の予算がないのであれば、白髪もそのままです。
下着の予算がなら、下着は一組で毎日その日に洗ったり、ブラは付けずにブラトップなんです。収入が低くても貯金している人は、そうやって生活を工夫しています。
>>手取り15万円の具体的な貯金のやり方の記事もどうぞ。
低収入でも貯金するとは、何のために生きるのかという問いの答えを出す
そうやって予算を死守していけば、なるほど貯金できます。
でも、あんまりここまでの話は表に出ないですよね・・。
せいぜい「シンプルな暮らし」という耳障りのいい言葉で語られるだけです。やはり、低収入の人こそ貯金がしたいと切に願っていますが、低収入の人が貯金するということは、率直に話せば「貧乏くさい話」になってしまいますからね。
確かに、その効果は絶大で必ず貯金ができます。しかし、そんな厳しい現実が書かれた雑誌なんて誰も読みたくないから、出版されません。
それでも、今、贅沢をしているつもりがないのに貯金がなく、これから毎月の貯金をしようというのであれば、後は生活のランクを落として貯金するしかありません。それは、節約のレベルを超えているかもしれない。
生活のランクを下げるというのは、収入が低ければ低いほど、我慢のレベルがとんでもないことになります。
そう考えると、予算を死守することで今よりも生活レベルを下げるということは、なんのために生きるのかという哲学的な問いに答えを出す作業かもしれません。
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