日曜に、フジテレビのドキュメント番組で、「乳がんと家計簿」という番組が放送されました。夫婦って難しいな、生きるって大変、と改めて思いました。
乳がん闘病中に夫と離婚
ドキュメントに出演していた女性は、仕事も育児も頑張る女性。子供は男の子がひとり。傍からみたら幸せな生活だと思うのですが、そんな中乳がん発症。
仕方なく、バストを片方全摘出。しかし、がんは転移。次の治療手段として、友人たちの協力もあり、百万単位の先進医療の手を借ります。
先進医療によって、13カ所あったがんは2(3かも)にまで減らすことができましたが、がん細胞はなくならず、骨に転移。
病状は曖昧な記憶のため、時系列が前後しているかもしれませんが、抗がん剤治療をしても、先進医療をしても完治せず・・・。幼稚園(保育所かも)に通う子供抱えているのに。
しかも、乳がん闘病中に離婚してしまいました。彼女が「乳がんにならなかったら、また違った人生だったのかな・・」と涙ながらに語る姿は切ない。
わたしは旦那さんががんになったことも、何か病気になったことも、経験がないので分からないのですが、がん患者の離婚率は高いと、出演した女性は言ってました。
「抗がん剤治療の副作用で、髪の毛も抜けてしまうし、太っちゃうので、おっさんみたいな姿になってしまう。それで、旦那さんは女性として見れないと・・。」そんな話をドキュメントに出ていた女性は言ってましたが、切ない。
性的魅力っていつまでも大事なのだろうか・・・
人の魅力って、性的魅力だけじゃないじゃん。しかも、年々性的魅力はお互い落ちますよ、って話です。なのにね・・・。夫はそれ言うかなと。
もちろん、離婚の理由は他にもあるでしょう。経済的な負担もあるでしょう。女性は番組で、毎月治療費に万単位で費用が掛かっていました。がん保険が売れるのが分かります。
それぞれに計り知れない、言えない事情で離婚するというのは分かりますし、病気の人は人間として素晴らしいというわけではないことも知ってます。(番組に出演した彼女の性格がどうこうという話ではないです。)
だけど、子供を病気の妻の元に残してでも離婚して、夫はどうしたいのだろうか、とも思ってしまうんです。
彼女は、番組では骨に転移したがんの影響で骨折してしまい、仕事ができないほどの病状になってしました。元気でいてほしいです。離婚したことで、彼女とその夫、そしてその子供さんもみんなが、幸せになることを祈って。
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