長期専業主婦でも書類審査で落ちない履歴書&職務経歴書の書き方

失敗しない離婚準備

こんにちは!シンママブログ管理人さなです。

離婚後に勤めていた会社で私はパートながら応募者の履歴書の選別などをしていました。なので、不味い履歴書や職務経歴書がどんなものか分かるのシェアします。

特に専業主婦生活が長い女性が、何も考えずに求人に応募しても履歴書の書類審査で落とされます。

履歴書で落とされる理由は、履歴書の書き方に問題があることが多いので書類審査で落とされる場合は、ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク
文章の途中でも、サイドバーを表示することで、いつでも目次を見ることができます。

書類選考で落とされる履歴書の特徴 職務経歴書がない

職務経歴書とは、履歴書には書く欄がないアピールポイントを披露し、どれだけ自分が成長の伸びしろがあって会社に役立つ人材であるかを伝える書類です。

 

求人広告などをみると提出書類は職務経歴書がなかったりしますが、職務経歴書は書くべきです。

就職の申し込みの際の提出書類として職務経歴書の提出は必要ない旨は知っているが、あえて提出するとメモをつけておくことです。
←きちんと募集要項を読まないうっかり屋さんだと思われないため。

職務経歴書が必須な理由とは?

なぜそこまで職務経歴書の提出にこだわるのかと言うと、専業主婦期間が長い人の履歴書は、〇〇卒、〇〇に就職、就職の数年後に退社といった情報しか書けないので、長期間、社会から遠ざかっていたことしか分からない書類になってしまいます。

一方で、職務経歴書は履歴書と違って、何を書くかは自由に決めることができるので職務経歴書なら、自分のアピールポイントを存分に書けるんです。

 

そう言うと、アピールするスキルがない・・・。思うかもしれませんね。
しかし、企業はスキルだけの人は採用しません。人柄もしっかり見ます。

企業によっては、会社独自の業務のためにこれまでのキャリアが必要ない仕事の求人もあります。
その場合は、立派な経歴よりも人柄重視の採用なので、諦める必要はないんです。

では、これと言ったスキルがない人が上手に人柄をアピールできる職務経歴書の書き方をシェアします。

スポンサーリンク

専業主婦でも採用担当者に会ってみたいと思わせる職務経歴書 採用担当者が仕方がないと納得する離職の理由を書く

志望動機と共に書くべきなのは、ブランクの理由です。

結婚退職したのなら、それを書けばOKです。元夫が全国転勤していたり、つわりが重かったり、産後の肥立ちが悪かったりいろいろあると思います。相手がやむ思えないなと感じる理由を書いておきましょう。

その上で、長期離職の理由やその間に行っていたこと、それによって培われた体験や実績はありませんか?

それらは、仕事でも応用できるスキルだとアピールできませんか?

未経験の職種の場合は、自分の性格や過去の職歴が希望する職種にぴったりであることをアピールするようにしましょう。

 

わたしの場合、職務にこだわらず、自分のアピールポイントを書く書類という意識で職務経歴書を仕上げました。
たとえば、10年ほど離職の離職期間中に、子育てを通じて忍耐を養ったことや、PTA活動、町内会などで人の役に立つ喜びを知ったこと、町内会行事などを通じて年代問わずに打ち解けられるコミュニケーションスキルを磨いたことなどを書きました。そして、就職に向けてどんな準備をしているかなども丁寧に書いていきました。
スポンサーリンク

専業主婦でも採用担当者に会ってみたいと思わせる職務経歴書 志望動機の書き方

専業主婦歴が長い人が経歴だけで勝負するのは正直キツイ。ではどこで勝負するかというと、人柄です。

その人柄を垣間見えるのが、志望動機。

志望動機を書くポイントは実体験を入れて書くこと。

志望動機をしっかり書きましょう。志望動機に待遇的なことしか書かない人がいますが、会いたいとは思ってもらえません。

販売員の求人や身近な職種の求人で書ける志望動機につながる実体験

例えば、販売員の求人だったら、実際に入社したいお店での体験と、自分の志望動機を絡めて語ると人柄がでます。

「従業員さんが丁寧に接客していて、感激した。私もお客さまを感激させる立場になりたい。この店でぜひ働きたい。」「楽しそうに仕事をしていたから、ぜひ働きたい」「商品が素晴らしい」など、いろいろと体感した動機があるかと思います。

なぜそう感じたのかは、人それぞれだと思います。その体験を志望動機に落とし込んで書くようにしましょう。

事務職など接点のない職種の求人で書ける志望動機につながる実体験

全く自分と接点がない企業の志望動機を書く場合は、自分の過去の経歴や経験と希望している職種とを絡めて書くようにしましょう。

私はBtoB(お客さんが法人)の企業の営業事務にパートで就職したのですが、その時の志望動機は、その会社の業務内容が私のライフワークである株式投資ととても関係があったので、自分にとって身近であることと、御社のビジネスは人の役に立って素晴らしい仕事だから、と書きました。

具体的には、こんな感じです。

私は日ごろから、主婦目線ではありますが、経済に興味を関心を持っております。御社のビジネスは、日本経済になくてはならない、商取引の基盤となるようなビジネスです。
そんなビジネスに微力ながら力になれるチャンスだと思い、志望いたしました。

今から考えると、かなり盛った志望動機ですが、自社の仕事を褒められて悪い気がする管理職はいません。また私に目立った職務経歴がなくブランクも7年と長かったにも関わらず、入社が決まったのは確かです。

スポンサーリンク

長期専業主婦におすすめな職経歴書のテンプレートは、キャリア型

職務経歴書のテンプレ(ひな形)には、年表型とキャリア型の二種類が一般的です。

年表型の職務経歴書は、
〇〇年〇〇月
〇〇社に入社
〇〇社の資本金××円
従業員数★★人〇〇年△月
〇〇部署に配属
営業事務として営業職〇〇人の営業事務サポートとして、
顧客資料、営業ツールの作成、情報収集を行う

キャリア型の職務経歴書は、何をしているのか細かく解説する職務経歴書です。

接客に関わる仕事
〇〇年〇月~〇〇年×月
量販店〇〇〇ストアにて、婦人服売り場に配属。
1日平均〇〇人の接客を行い、(以下省略)事務に関わる仕事
〇〇年〇月~〇〇年×月
株式会社 ★★にて、営業事務を担当。
エクセル、ワードを使って、顧客管理から顧客への資料の作成など
営業職のサポート業務を行う。

キャリア型の職務経歴書は、年表とは違ってキャリア(実績)をアピールしやすいのが特徴です。なので、キャリア型の職務経歴書なら、地域行事やPTA活動などで培った仕事も入れ込みやすいと言えます。

例えば、キャリア型の職務経歴書なら、事務に関わる仕事の中に、PTAのお便りの発送や官庁などへ講座などの依頼するための依頼書の作成などの仕事も書くことができます。ポイントは、それらのキャリアの紹介の後に必ず、自分の成果を盛り込むことです。
スポンサーリンク

長期専業主婦の職務経歴書で必須なブランク中の活動の成果

離職中の成果??と聞かれて、まごついてしまうかもしれませんが、難しく考えることはありません。

専業主婦なら、時間管理が上手くなったとか、コミュニケーションスキルが状態したとか、必ず成長してきたことがあるはずです。

職種によっては朝に強い、包丁さばきが得意になったことが、評価される会社もあります。

離職直後の自分と今の自分を比べてみて、成長していることをピックアップしましょう。資格などといった客観的なものだけでなくていいのです。狙っている職種と絡めて成果を書きましょう。

私は、子育て中に育児サークルを主宰したことを書きました。それだけだと、生意気な使いづらい人だと思われそうだったので、メンバーをまとめるにあたって、相手の気持ちを尊重する訓練になったなど、バランス感覚を養われたことも書きました。

まあ、主宰といっても、月一でママ友と子連れで会って話すだけでしたが(笑)

一例をあげておきます。

〇〇年 小学校PTA役員書記担当。
関係省庁や学校へ書類の作成
学校の先生や、関係省庁と円滑なコミュニケーションの機会を得ることができ
視野が広がりました。
〇〇年 小学校PTAにて学区内運動会の運営委員に就任。
10代~70代までの地域住民が安全に行事参加できるように、意見調整、必要物品の手配など全般を担当。若い人からお年寄りとの意見交換や交流の経験により、〇〇スキルを養うことができ得難い経験となりました。

例はかなり適当ですが、自分なりの成果・成長を書いてみて下さい。

さて次は履歴書に関してお話します。

スポンサーリンク

書類選考で落とされる履歴書の特徴 履歴書の写真がスピード写真である

履歴書には大抵証明写真を添付することが多いです。その時の写真をセルフのスピード写真で用意するのはやめましょう

セルフのスピード写真とプロカメラマン(街の写真店)では、写真うつりの質が違います。

ルックスも目に見えるアピールポイントのひとつです。

長期の離職期間がある専業主婦や未経験者は、目に見えるアピールポイントが少ないため、他の人よりも不利です。だからこそ、少しでも目に見えるアピールポイントを増やしましょう。

スーツを着て髪を整え、お化粧もしてプロカメラマンに写真を撮ってもらいましょう。

今はデジタル処理ができるので目のしたのクマ、束ねた髪留めからツンツン出てしまった髪の毛などを修正してくれる写真店が多いです。

デジタル修正できる写真店でプロカメラマンに撮ってもらうのがおすすめです。

スポンサーリンク

書類選考で落とされる履歴書の特徴 相手が不安に思う点を放置してある履歴書

たとえば、履歴書に「母子家庭なので残業はできません。」と記入した時に、会社側は「子どもが熱を出した時に急に休まれちゃうかな?」と思うはず。

そこを放置してフォローが書いてない履歴書は、面接まで行きません。

そこは、先取りして「子どもはすでに中学生なので看病のため仕事を休むことはありません。」
「両親と同居のため、看病のため休むことはありせん。」などなど、相手が聞きたいことは先に書くことです。

ちなみに、ベビーシッターを3人確保しておけば、急の子供の発熱などでも3人の内の誰か都合がつくので対応できるそうです。

相手が聞きたいことを先取りするという意味で、「シングルマザーであること」もきちんと書くべきです。シンママはダメだと最初に思っている企業に面接に行ってもムダです。

お互い無駄な時間になることを防ぐために、先にシンママであることは履歴書に書いておくこと。

そして、シンママでも、責任をもって十分に仕事をやっていけることを、履歴書や職務経歴書などでアピールしておきましょう。

★事業主はシンママを雇用すると、厚労省から補助金がもらえるます。その点からも履歴書にシングルマザーであることは書いておいていいかと思います。

スポンサーリンク

書類選考で落とされる履歴書の特徴「仕事が決まらず、生活に困っている」と書かれている履歴書

求人業務を行っていると稀に「生活が困っている」などと書いてよこす人がいますが、これは逆効果です。

ラブレターで考えてもらえると分かると思いますが、「モテないので、わたしと付き合ってください。」と言われていい気持しますか?しませんよね。

やはり企業も、他の企業から求められるような人材を取りたいです。「何度も採用試験を受けているが、決まらない」などを書類審査の段階で明かす必要はありません。

スポンサーリンク

書類選考で落とされる履歴書の特徴 志望動機に会社の業務内容にふれていない履歴書

会社の業務内容とは、自分の応募した職種(たとえば、営業事務、会計事務、総務など)ではなくて、あくあまで会社本体の業務内容、ビジネスモデルです。

ビジネスモデルとは、簡単にいうとその会社がどうやって儲けているのか、です。

どうやって儲けているのか?? 服売ってるんです。食品売っているんです。など分かりやすいものならいいのですが、会社と言っても業種は様々です。

特にBtoB(お客さんが法人)の会社だと、私達には馴染みがなく社名を聞いただけでは何をしているのかさっぱり分からない会社なんて、ごまんとあります。

就職活動の時は、企業がどんな風に稼いでいるかは、チェックすべきだと思います。

確かに、早くに就職したいから業務内容が分からない会社であっても求人に応募したいと思うことは、当たり前にあるとは思います。

でも、社長や働いている従業員の方にとっては、仕事は人生そのもの。

ですから、業務内容を知らないまま履歴書を出すのは、やっぱり失礼ですし業務内容を踏まえた志望動機を書く方がいいんです。

そこの仲間に入れてほしいのであれば、どんな会社か調べることは絶対に必要です。

今はネットで情報公開している会社が多いですし、ハローワーク経由であれば相談員さんに応募している会社がどんなビジネス(業種)をしているのか、聞いてみることもできます。

ぜひ、調べてみて、その会社で自分がどのように貢献できるかを具体的に書いておきましょう。

 

スポンサーリンク

書類選考で落とされる履歴書の特徴 高望み

厳しい言い方かもしれないですが、実績がないのに上場企業の正社員に専業主婦で申し込んでも、音沙汰はないです。

たくさんの応募者の中から仕事を任せられそうな履歴書を書いてきた人を書類通過させるのですから、それはそれで仕方がないと思います。

がっかりしましたか?でも、今応募できないだけで、パートでもなんでもとにかく専業主婦から入社すれば、それは実績になって次につながります。

特に、自分はもっとできるはず!と思うなら、自分には物足りないようなところで仕事をする方が楽。自分より能力が低い人と一緒に働く方が有利です。

能力が低い人というとアレですが、どんな仕事でも同僚のレベルと同等かそれ以上のパフォーマンスがでなければ、その業界で生きていけないんです。

これって裏を返せば、自分より仕事ができない人が沢山いる会社や業界、また自分自身がその仕事の上達のための時間を掛けてもいいと思える仕事なら生き残れるってこと。

他の求人の応募者よりも仕事ができそうって思われたから採用される
し、
他の同僚よりも仕事ができるからリストラされない

専業主婦からの就職は、最初から高望みせずに、土台づくりから始めるといいと思います。

 

 

シングルマザーで無職!なかなか仕事が決まらない人に。
シンママブログ管理人さなです。シングルマザーで仕事が決まらない場合、焦りますよね。子ども抱えてるのに、食べさせなくてはい...
面接をするということは、会社に時間を割いてもらうことです。
相手側にメリットがなければ、時間を割いてはくれません。相手にとってどのような態度がメリットがあるのかを考えるとよい履歴書・職務経歴書ができるはずです。

頑張れ~!!

 

これで決まる 転職・再就職のための「自己PR文」の書き方
和多田 保
日本実業出版社
売り上げランキング: 9,593

コメント

タイトルとURLをコピーしました