「辛い、助けてほしい」と言えないから辛い状態から抜け出せないのだ

シングルマザーの生活

こんにちは、さなです。「辛い、助けてほしい」と言えないと辛い状況からは抜け出せません。でも、辛い、助けてと言えないのはあなたのせいではありません。

辛い時、「辛い、助けてほしい」と言わせない社会

今の世の中は、「辛い、助けて」っていっている人を、甘えだと突き放す風潮があるように感じます。「自己責任論」はその最たるものです。わたしは他人が当事者に自己責任を投げかけるのことに違和感を感じています。

「自己責任だ」は本人がいうのはいいですけど、当事者じゃない人がいうべき言葉じゃない。

まともな人は気づいているはずです。自分の力が発揮できたのは、自分を支える人に恵まれたからでもあります。自分の力だけで何かを成し遂げた人なんていないよ。

しかし、真面目は人は「自己責任論」を真に受けて、辛いのは自分が悪いと思いつめ、なかなか自分の辛さを他の人に訴えられません。

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同じ境遇の人に辛さを訴えても、無意味

しかし、自分と同じ状況の人間に、辛さを言っても、「みんな頑張っているんだから、頑張ろう」ってところが、落としどころになり何も改善しなかったんじゃないかなと思います。

だって、相談された人も解決策が分からないから、同じ境遇なんですよ。だから、同じ境遇の人に相談するのは意味ない。だから、自分とは違う場所にいる人に相談すべきだし、もっと視野を広げたらどうでしょう。

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みんな頑張っているからといって、あなたが頑張る必要はないかもしれない。

これって、よくあることだと思っています。部活で練習が辛いって言えば、「みんな頑張っているんだから頑張ろう」とか、「育児が辛い」って言えば、みんな通り抜けてきたことだから、頑張ろうとか。

しかし、本人にとって辛いのであれば、それを甘えだと突き放しても、問題が改善されるわけではありません。まして、辛いと訴えたことに対して、他者が訴えを抑え込もうとするのも、違うんじゃないかなと。

もちろん、程度の問題でもあるので、運動部で毎日グラウンドを2周が辛いとか、毎日赤ちゃんに、母乳やミルクを上げるのが辛いとか、そう言われると「おい、おい、それぐらい頑張りなよ。」ってことにはなってしまうのですが・・・・。

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助けを求めることや、逃げることは悪いことではない

何が言いたいのかというと、自分の辛いことや、苦しいことを他人に言うことは、全然悪いことじゃないし、恥ずかしくもない。そして、たいていのことは、適切な人に相談すると改善策が見えます。これは、本当です。

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大抵のことは、諦めず相談すれば解決できる

ただ、注意してほしいのは、自分が望むように解決するとは限らず、世間の基準が落としどころになる場合もあります。それでも、決着はつくはず。

たとえば、夫のDVが辛く、夫のDVを辞めさせたいと思っていても、他人をコントロールすることはできないので、DV夫から逃げることが解決策となってしまったり、

会社の未払い賃金を払ってもらい、さらにその会社に勤め続けたいと思っていても、未払い賃金が多すぎて、未払い賃金は受け取れても、会社が倒産することもあるってことです。

ようするに、不本意の状況になってしまうこともありますが、少なくとも「辛い、助けて」と訴えていた状況からは、改善するもんです。

低収入で将来に不安が持てないなら、副業をしている人に相談すれば、改善の糸口もつかめます。

 

夫のDVやモラハラも、市が相談を受けてますし、労働問題も労働基準監督署で相談できます。

相談しても、何も改善がなされなかったら、訴訟を起こせます。どうせ、DVや過労で死んでしまったら、相手は刑事告訴されたり、遺族が会社を訴えることになるでしょから、訴訟をためらう必要もないはず。

もし、あなたが今、苦しかったり、辛かったりしたら、身近な誰かや相談窓口に相談してみてください。

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